560322211 オルフェウス・神令・フォルセティ 景気づけの一曲
【オルフェウス】
いえーい、リーダー
ハッピーハロウィーン♪
【オルフェウス】
がおー、ゾンビーだぞー
…なんつってー！
ハロウィン用の衣装に着替えて うきうきとステップを踏む オルフェウス
【オルフェウス】
今日はあたしの頼みを
聞いてくれてありがとね、リーダー
【オルフェウス】
お礼に今日一日、
テンションブチ上げていくよ～！
今日はオルフェウスと共に ハロウィンで賑わう 街に来ていたマスター
オルフェウスはここのところ 隊で大きく活躍していた 今日はそんな彼女を労いたい
気の向くままに楽しんでほしい とマスターは考えていた
【オルフェウス】
んー？
リーダー、
また眉間にシワ寄ってるし
【オルフェウス】
まぁたなんか難しいこと
考えてたっしょ？
リーダー色々考えすぎー
ぷにぷに とマスターの頬っぺたを つつくオルフェウス
【オルフェウス】
まぁ、あたし達のこと
しっかり考えてくれてるのは
わかるんだけどさ…
【オルフェウス】
あんたが頑張ってんの
みんな知ってっから…
と小声で呟いたオルフェウス
【オルフェウス】
あー、いや！
な、なんでもねーし！
【オルフェウス】
ほ、ほらほら、リーダーもさ
難しいことばっか
考えてっとハゲるっしょ？
【オルフェウス】
今日はハロウィンだし！
テンション上げてこー！
【オルフェウス】
と、いうわけで
街に入る前に
景気づけに一曲いっちゃうよ～！
そう言うや否や ギターを取り出して 歌うオルフェウス
弾けんばかりの明るい声で 誰もが聞いているだけで 元気になれる歌だった
【オルフェウス】
イエ～～～イ！
聞きなれた彼女の歌声だが、 どこかいつもより強い思いが 込められているとマスターは感じた
そんな折に…
【オルフェウス】
…ん？
あれは…
オルフェウスの歌声に誘われ ぞろぞろと街の人達が 集まってきた…
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