560371214 小日向未来 わたしだって戦うんだ
【未来】 今日も張り切って行こーッ!
再び、任務のため こちらの世界に応援に 来てくれた未来
すっかり隊に馴染み 順調に任務をこなしていた
それだけでなく、キル姫の 話し相手になったり任務外でも 色々手伝ったりと大忙しだった
そんな未来に 話しかけるマスター
【未来】 こちらでの任務にも慣れてきたし 心配ないですよ、マスターさん
無理してないかと思っていたけど 先回りで心配ないと言われるマスター
【未来】 マスターさんのことだから 変な心配してそうって そう思っただけですけど、図星かな?
戦闘へのスタンスはキル姫とも違う それは未来の負担になっていないか とマスターは心配していたのだ
【未来】 やっぱりマスターさんも 仲間のムリは気になるでしょ? わたしも同じだったんだよ
未来の言葉に、 なるほど、と納得するマスター
【未来】 だけど、心配したりされたり 大丈夫って言ったり言われたり
【未来】 それぞれの想いは いろいろあるなって
【未来】 どれだけ自分の本当の想いを 言葉に乗せても、届かない想いが あったりする…
【未来】 でも、届かないからって 想い続けることをやめるのは 違うなって思って
【未来】 届けたいって思って届け続ける そうしたいって思うんだ
未来は未来なりの 決意をもって、そう発言する
【未来】 だからマスターさんや響、 キル姫のみんなを心配する気持ちは なくならない
【未来】 それがわたしの覚悟
【未来】 マスターさんも もし悩みができたら いつでも相談してね
【未来】 それが、 たぶん、わたしにできることだから
大切な存在の帰る場所でありたい そう決意したことのある未来だから マスターへもそう言えるのだろう
一時的なものとはいえ 仲間としての信頼が芽生えた マスターと未来
その関係値が 未来に新たな力を与えた
『わたしだって戦うんだ』 それは未来の決意の表れ
【未来】 ね、マスターさん これからもよろしくね
未来から感じる信頼に ありがとう、と返すマスター
【未来】 もう、すぐそうやって ありがとうって言うけど 本当にわかってるのかな~?
茶化すように言う未来に あわあわと、本心で言ってるよ とマスター
【未来】 あははっ、今のは冗談 ちゃんと伝わってるよ
未来の反応にホッとするマスター
こんな冗談を言われるのも 信頼の証なのかもしれない
【未来】 わたしも、誰かの力になりたいのは 本心だから、ねッ!
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