60032303 テュルソスストーリー 『酒煉百発百酎陣』
【テュルソス】
ねぇ、マスターはさ…
こんな酔っ払いの女の子…
キライ?
【テュルソス】
さっき、変なこと言っちゃったからさ
もう飲んでくれないかも…
と思ってさ
【テュルソス】
むむ、いかんな…
今日はなんでか弱気だ…
【テュルソス】
マスター!明日から、また
気合い入れ直してがんばるから
よろしくお願いしまふ!
【テュルソス】
じゃあ…
みんな起こして
帰ろっか?
ふらふらと席を立つ彼女
選択肢:
- 大丈夫…?足元が… → select_label_01へ
- 一人で大丈夫…? → select_label_02へ
- 肩を貸そうか…? → select_label_03へ
ふらふらと席を立つ彼女
select_label_01:
【テュルソス】
…どうだろ?
マスター、支えて~…なぁんてね
select_label_02:
【テュルソス】
じゃあ、
マスターが介抱してくれんの…?
なんてね
select_label_03:
【テュルソス】
わぁ、優しい~!
惚れちゃいそう~、なぁんてね
select_label_end:
【テュルソス】
ほら、みんな帰るよ
起きなさ~い
目を覚ます姫たち
【テュルソス】
立てる…?
もう、しょうがないな~、
【テュルソス】
じゃあ私の肩、
貸してあげるから…
姫の一人を 支えようとする彼女… だが…
【テュルソス】
…あ
ふらついてしまい、 ドン! とテーブルにぶつかる
【テュルソス】
…しまっ
テーブルの上の 数個のグラスが 床に向かって落下
【テュルソス】
っ!!
あぶない…っ!
刹那! テュルソスと周りの姫たちが 瞬時に動いた
【テュルソス】
っ!
セ…セ~フ…
彼女達は目にも止まらぬ速さで グラスのすべてをキャッチしていた 次の瞬間…
【テュルソス】
…ぷっ!
【テュルソス】
あははははははははっ!!
ちょっとした奇跡に 笑いが溢れ出す一同
【テュルソス】
びっくりした~!
でも、今のは…
奥義に使えるかも
【テュルソス】
その名も『酔拳』!
は…なんかのパクリっぽいから
今のはなし、あはははは!
【テュルソス】
う~ん、まだ酔ってるな…
よし!決めた!!
【テュルソス】
新奥義!
『酒煉百発百酎陣』!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【テュルソス】
マスター、ごめんね
変な話しちゃったけど…
また明日からがんばれそう
【テュルソス】
ちゃんと聞いてくれて…
ありがと~
【テュルソス】
じゃあ…
【テュルソス】
飲み直そっか?
えぇっ!まだ飲むの…!? と怯むマスター
【テュルソス】
だって~、せっかくいいこと
あったんだから…
飲まなきゃダメれしょ?
そう言ったかと思うと、 マスターに肩を預けてくるテュルソス
【テュルソス】
今日は…朝までとことん
付き合ってもらうよ?
いひひ
と、イタズラっぽく笑う姿に この先と「肝臓」が思いやられる マスターだった
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