60062301 ミストルティンストーリー 私になんか無理…
【ミストルティン】 …あ、マスター な、なんですか? もしかして、私に用ですか…?
【ミストルティン】 …え?頼みごと…? 私に…ですか?
【ミストルティン】 …………
【ミストルティン】 い、嫌な顔なんてしてません! ただ、なんていうか…
【ミストルティン】 お役に立てるか心配というか… むしろ足を引っ張って しまうんじゃないかと…
【ミストルティン】 それなら、まだしも… 厄介事の種にならないか心配で…
【ミストルティン】 種どころか…大惨事を 引き起こしてしまったら…
【ミストルティン】 あ、すみません! 一人でしゃべっちゃって…
【ミストルティン】 そ、それで、なんですか…? こんな私に頼みごとって…
【ミストルティン】 …え?探しもの…? 戦闘の途中に落としたんですか? それは一体、なにを…?
【ミストルティン】 とても大事なもの…って…
【ミストルティン】 じゃあ、やっぱり自信ないです 見つけられるか…
【ミストルティン】 そりゃ戦いのない時は、 いつも、この森にいますけど…
【ミストルティン】 だからって… 森の地形に詳しいってわけじゃ…
【ミストルティン】 いや、無理ですよ、きっと… 私なんかに…
いつも伏し目がちな彼女
【ミストルティン】 わかりました… マスターが…そこまで仰るなら…
【ミストルティン】 でも本当に… 期待はしないで下さいよ…?
何度も頼み込んで、ようやく 手伝ってもらえることになった マスターであった
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