60081203 グリダヴォルストーリー 『コロッサスの先見』
お昼時─ 再び、お客さんが押しかける 時間帯がやってきた
【グリダヴォル】 こ…今度こそ!!
一生懸命、お客さんを 捌こうとするグリダヴォル しかし…
【グリダヴォル】 ダ…ダメ! このままじゃ、さっきと一緒だわ… ど…どうすれば…!
選択肢:
- 目の前のお客さんばかり見ないで → select_label_01へ
- お客さんは一人じゃないよ → select_label_02へ
- お店の隅々まで目を行き届かせて → select_label_03へ
ダ…ダメ! このままじゃ、さっきと一緒だわ… ど…どうすれば…!
select_label_01:
【グリダヴォル】 !! 一人に集中していては… すべてに対処できない…!?
select_label_02:
【グリダヴォル】 !! 次から次に来るお客さん… その先まで見て…
select_label_03:
【グリダヴォル】 !! 見るべきは… この売り台だけじゃない!!
select_label_end:
【グリダヴォル】 …そ…そうか! お客さん一人一人じゃなく…
【グリダヴォル】 ここにいる全員が、 一つの生き物だと思えば…
【グリダヴォル】 み…見えた!! お客さんの流れ… そして、望むことが!!
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【グリダヴォル】 はぁぁぁぁっ!! すべてを捌く防御の奥義!! 開眼!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【グリダヴォル】 や…やった…! 今度は誰一人帰すことなく… パンを全部売り切ったわ!!
【グリダヴォル】 あ…ありがとう、マスター! 追い詰められてた私に ヒントをくれて!
【グリダヴォル】 君の言葉があったから私… なんとか踏ん張れたよ!
【グリダヴォル】 この新奥義… 『コロッサスの先見』 って、名付けようかな!
その瞳は、喜びに光り輝いていた
【グリダヴォル】 ね…ねぇ、マスター… 今度は私が… 君を助けてあげるからね…?
【グリダヴォル】 だって君は… 私の大事な……
顔を赤くした彼女が なにかを言いかけた時…
【グリダヴォル】 …い…いらっしゃいませーっ!!
お節介だけど素敵な店員さんが 働いていると噂になったらしく、 多くの客が詰めかけた
【グリダヴォル】 こ…こんなにたくさん!? でも…絶対に売り切ってみせるわ! 店長さん!パン追加ね!大至急!!
【グリダヴォル】 え?さっき…? なんか言ったっけ…? 忙しいんだから話は後々!!
【グリダヴォル】 …って、あれ? どこ行ったのマスター!?
お客さんの大波に飲まれ、 店の隅に追いやられる マスター
【グリダヴォル】 やれやれ、マスターにも… 私の名前書いとかなきゃかな♪
【グリダヴォル】 …あ、 いらっしゃいませ!!
店内に、彼女の 元気な声が響き渡った
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