6010201
今日から本格的に始まる学院生活 まずはラグナロク女学院からだ
【マスター】 …迷った
【マスター】 おかしい、 ちゃんと進んでたはずなのに!
【マスター】 よ、ようやく森を抜けられた… えっと、ラグナロク女学院は…
【???】 …はぁ
【マスター】 ため息? …あの子かな
【マスター】 大丈夫ですか? なんだか落ち込んでいるように 見えたけど…
【少女】 …別に落ち込んでないし ヤグのことは放っておいて
【マスター】 余計なお節介だったみたいだね でも…
【少女】 でも? なに?
【マスター】 そんなふうになっている人を 放っておくことなんて、 僕にはできないんだ
【マスター】 力になるのは 難しいかもしれないけど、
【マスター】 そばにいて、 話を聞くだけでも 助けになることもあると思うから
【少女】 うるさい、うるさい、うるさーい!
少女から黒い霧が噴き出し、 異形の姿…異族となる
だが、前回と異なり、 元になった少女の面差しが残っている
その感じは、 武器を持って助けに現れた 少女たちに似ている気がした
【少女の影】 君にヤグのなにがわかるのー!?
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