60111103 ヴァナルガンドストーリー 『フェンリルクロー』
【ヴァナルガンド】
うぅ…どうすればいいのぉ~
崖下でうずくまるマスターを見つめ、 頭を抱える彼女
【ヴァナルガンド】
それにしてもマスターさん、
どうしてそんな所に…
【ヴァナルガンド】
…!
あ…それは…
見ると、 マスターが抱えていたのは 小さな鳥のヒナ
【ヴァナルガンド】
その子を助けようと…
わざわざ、そんな所まで…?
【ヴァナルガンド】
わたし、言いましたよね?
勝手な単独行動はダメだって
【ヴァナルガンド】
けど…
【ヴァナルガンド】
…うぅぅぅ…
【ヴァナルガンド】
わお~ん!!
突如響き渡る彼女の遠吠え
【ヴァナルガンド】
その優しさ…感動しました!!
ヒナちゃんともども、
絶対に…助けてみせます!!
【ヴァナルガンド】
たぁぁぁぁぁーっ!!
杖に置かれた右腕から巻き起こる 巨大なオーラ
【ヴァナルガンド】
届け!
わたしの力~~~っ!!
それは、まさに奇跡 爪痕のような形の氷に乗り、 マスターは彼女の元へと運ばれてきた
【ヴァナルガンド】
できました、マスターさん!
わたしの新奥義
『フェンリルクロー』です!!
それはまさしく 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
選択肢:
- 君の言った通りだったね… → select_label_01へ
- ありがとう…助かったよ… → select_label_02へ
- 勝手なことしてゴメンね → select_label_03へ
それはまさしく 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
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【ヴァナルガンド】
そうですよ、マスターさん
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【ヴァナルガンド】
もう、わたしが来たから良かったけど
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【ヴァナルガンド】
ホントにしょうがない
マスターさんですね
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【ヴァナルガンド】
でも、わたしもしちゃいました
【ヴァナルガンド】
勝手な単独行動
【ヴァナルガンド】
こんなこと初めてです
【ヴァナルガンド】
でも、それは…
マスターさんを助けたかったから
彼女が微笑む
【ヴァナルガンド】
え?
マスターさんのいた場所ですか?
聞こえたんです、マスターさんの声が
【ヴァナルガンド】
わたし…耳いいんですよ?
【ヴァナルガンド】
もぅ、これは耳じゃありません
髪の毛です!
【ヴァナルガンド】
なんでも入る
秘密のポケットです~
【ヴァナルガンド】
ほら?
そこから、そっと 絆創膏を取り出して見せる彼女
【ヴァナルガンド】
マスターさんがどこにいても…
困った時は呼んでくださいね
【ヴァナルガンド、】 どこにいても… 必ず助けてあげますから
そう言って、 にっこり笑った彼女の瞳は とても優しかった
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