60111104 ヴァナルガンドストーリー 『グレシャスクロー』
数日後─
【ヴァナルガンド】
…!
【ヴァナルガンド】
今のは…!
耳を澄ます彼女
【ヴァナルガンド】
間違いない!
音を聞きつけた彼女が 駆け出した
【ヴァナルガンド】
あぁ~!やっぱり~
彼女が目にしたものは…
【ヴァナルガンド】
お肉、お肉ではないですか!?
ずる~い!
隊の姫とBBQパーティーを しているマスター
いや、探したんだけど 見当たらなくて… と焦って弁解する
【ヴァナルガンド】
わたしにもお肉ください、
お肉、お肉~!
早くお肉~!がうがう!
とても幸せそうな顔で、 塊の肉を頬張る彼女
【ヴァナルガンド】
おぉぉぉぉ…!
力が…湧いてきました~!!
【ヴァナルガンド】
わお~~~ん!!
彼女から発せられる大きな力
【ヴァナルガンド】
どうですか、マスターさん?
またまた新奥義
『グレシャスクロー』です!!
彼女は、いつの間にか スキルのパワーアップに 成功していた
選択肢:
- どうしたの、今の技? → select_label_01へ
- いつの間にそんな技を… → select_label_02へ
- あんなの…見た事ない技だ… → select_label_03へ
彼女は、いつの間にか スキルのパワーアップに 成功していた
select_label_01:
【ヴァナルガンド】
ふふ~ん、一人で遊んでたわけじゃ
ないんですよ~
select_label_02:
【ヴァナルガンド】
えっへん!
それはですね~
select_label_03:
【ヴァナルガンド】
そりゃそうですよ~!
select_label_end:
【ヴァナルガンド】
実はですね~
一人で特訓してたんです
単独行動を嫌っていた彼女が一人で…
【ヴァナルガンド】
みんなとの時間は
もちろん大好きだけど…
【ヴァナルガンド】
一人になる時間を作ることで、
仲間の大切が前よりも
わかったんです~
【ヴァナルガンド】
う~ん、なんでしょうか
中にいたら見えなかったことが、
外からだと見えちゃった…みたいな
そう言って微笑む彼女
【ヴァナルガンド】
この前、マスターさんのこと
助けてあげますって言ったけど、
どうしてそう思ったのか考えたんです
【ヴァナルガンド】
マスターさんは隊のリーダーだから?
わたし達もより弱い人間さんだから?
【ヴァナルガンド】
もちろん、それもあるけど…
それだけじゃないんだなぁって
【ヴァナルガンド】
マスターさんは、怪我したヒナさんを
放っておけない優しい心を持っている
【ヴァナルガンド】
わたしも…
そうなりたいなぁって思ったんです
【ヴァナルガンド】
強さって…
優しさなんだな~っ思ったから
【ヴァナルガンド】
マスターさんのような優しい心で…
強くなっていきます!!
【ヴァナルガンド】
そのことに気づかせてくれた
マスターさんを
守ってあげたいですから!!
彼女の手から伝わってくる温かさに、 大きな優しさを感じる マスターだった
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