60121203 ウロボロスストーリー 『真理の片鱗』
【ウロボロス】
“力”が欲しいか？
な…なにを言って…
有無も言わさず、 襲いくる盗賊たち 次の瞬間…
神々しい光に包まれるマスター そこは、何もない無の世界…
【ウロボロス】
ここは「真理の扉」…
魂に審判を下す場所
【ウロボロス】
そして我はウロボロス…
真理と世界を繋ぐ、運命の見届け人
こ、ここが…「真理の扉」！？ 事態が呑み込めないマスター
【ウロボロス】
うぬに問おう！！
“力”が欲しいか？
【ウロボロス】
すべては、うぬの
“意志”に委ねられた！！
選択肢:
- …力は…いらない → select_label_01へ
- …力は…もらうものじゃない → select_label_02へ
- …僕の“意思”は…決まっている → select_label_03へ
すべては、うぬの “意志”に委ねられた！！
select_label_01:
【ウロボロス】
…なに？
力を…欲さぬと…？
select_label_02:
【ウロボロス】
…力は
…自ら得るものだと…？
select_label_03:
【ウロボロス】
力は…
必要ないと言うのか…？
select_label_end:
【ウロボロス】
この戦乱の世の中に在りながら、
力はいらぬと…
マスターが答える
【ウロボロス】
！！
【ウロボロス】
うぬは、力に翻弄され…
悲しき運命を背負った者たちを
間近で見ていると…
僕まで力を持ってしまったら… 誰が彼女たちの鞘になるのか
僕は力に魅入られることなく… 自分の力で姫たちと歩んでいくよ 真剣な眼差しでマスターが答える
【ウロボロス】
なるほど…
それがうぬの出した答えか…
ならば…
【ウロボロス】
それもまた良し！
【ウロボロス】
あがけ人間どもよ！
そして、うぬなりの
揺るぎなき真理を導いてみせよ！
い、今のは…？ 呆気に取られているマスターに、 盗賊が斬り掛かる
【ウロボロス】
ハァッ！
彼女の体から発せられる巨大なパワー 恐れを抱いた盗賊団は一人残らず、 その場から立ち去るのだった
【ウロボロス】
別に傷つけていないぞ？
奴ら、勝手に逃げていっただけだ
【ウロボロス】
しかし、今の力…
新たな技の真理を見た
『真理の片鱗』というところか
それはまさしく、 彼女が新たなスキルに 目覚めた瞬間だった
どうして…助けてくれたの？ いつもはそんな事しないのに… マスターが彼女に尋ねる
【ウロボロス】
…………
【ウロボロス】
我の力が必要な時は言え
プリンの分くらいは働いてやる
素っ気なく言い放ち、 おかわりのプリンを食べる彼女
底の見えない恐ろしさを感じつつも、 ほんの少し見せた優しさを 信じたくなるマスターだった
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