60221201 ツクヨミ 人形遊戯
異族の討伐のために 戦場に出たマスターの下に ひとりの少女が駆け寄ってくる
彼女の名前はツクヨミ こことは違う、“別の世界”から やって来たという…
【ツクヨミ】 ここでの生活には慣れたか? うーん、どうかなあ…
ツクヨミはマスターの質問に 不思議そうに小首をかしげるが すぐに微笑みを見せた
【ツクヨミ】 でも、みんな優しいかな
【ツクヨミ】 あなたも こうしてかまってくれるし
【ツクヨミ】 ね、おねえちゃんもスサノオくんも そう思うでしょ?
そう言って 彼女は手にした人形の頭を撫でる
よほど大切なものなのだろう その仕草は、慈しむような 優しさがこもっていた
選択肢:
- その人形は大切なの? → select_label_01へ
- ぬいぐるみが好きなの? → select_label_02へ
- それ、姉弟の人形? → select_label_03へ
よほど大切なものなのだろう その仕草は、慈しむような 優しさがこもっていた
select_label_01:
【ツクヨミ】 うん、とっても大事なものなの
select_label_02:
【ツクヨミ】 この子達は特別なの
select_label_03:
【ツクヨミ】 そう!よくわかったね!
select_label_end:
【ツクヨミ】 この子達はね、わたしの家族
【ツクヨミ】 おねえちゃんやスサノオくんと いつも繋がってるって証なの
人形を抱きしめる彼女の顔は いつものように笑顔なのだが…
【ツクヨミ】 心配事? んー、やっぱり世界が変わると いろいろ勝手も違うのかな?
そう言って 人形をより強く抱きしめる
その仕草に、 彼女の不安を見た気がした
【ツクヨミ】 でも、大丈夫だよ お仕事はちゃーんとこなすから!
【ツクヨミ】 あっ、あれ… 異族、っていうんだっけ? 来たみたいだよ
【ツクヨミ】 あなたの指示通りに動いてあげる だから、早く終わらせちゃお?
その言葉に頷いて マスターが指示を 飛ばしていく
【ツクヨミ】 わたしも行けばいいのね? うん、すぐやっつけてくるねー
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