6060103 天上編サイド 未分類 白き正義の執行者たち 白き正義の執行者たち 第2章 2 - 「反転奇襲~粉砕~」 第2話「反転奇襲~粉砕~」 「反転奇襲~粉砕~」戦闘前
【異族】 グギャアアアアアアアアアアア!
【町人1】 た…助けてくれぇっ…!
【リベリオン】 くそっ!町の壁が壊されてやがる かなりの数の異族が侵入してるぞ 急げ!!
【???】 射抜きます!
【リベリオン】 なに!? …こんな夜中に、 とんでもない射撃精度じゃねえか
【町人1】 スイハ様だ! スイハ様が来てくださったんだ!
【リベリオン】 スイハ? 新たなキラープリンセスの お出ましってわけか
【???】 うりゃーっ
【リベリオン】 向こうにも威勢の良い奴が いるみてえだな 正直、助かるぜ
【町人2】 おい、アンタ! アンタもさっさと逃げるんだ! ここはダモクレス様に任せてっ
【リベリオン】 なるほど、 あの威勢の良い奴は ダモクレスっていうのか
【リベリオン】 ああ、俺のことは心配しなくていい あんたらは早く安全なところまで 避難するんだな
【町人2】 アンタはどうするんだ…?
【リベリオン】 決まってるだろう
【異族】 ガアアアアアア…
【リベリオン】 こうするんだよ
【フレンネル】 リベリオン! 異族は町の西側に集中している 人々を東に誘導してくれっ
【リベリオン】 分かった お前もあまり出張らず避難してろよ
【フレンネル】 まったく…血の気の多い男だ しかし、避難していろ、か…
【ダモクレス】 スイハ~、こっちはやっつけたよ! 楽に死なせてあげるのも愛だよね~
【スイハ】 ありがとうございます 次に向かいましょう
【ダモクレス】 スイハはいつもクールで 格好良いな~☆
【スイハ】 いえ、私は…
【フライシュッツ】 そこにいるのは、 スイハちゃんとダモクレスちゃ~ん♪ 久し振り~っ
【ダモクレス】 フライシュッツだ~! あははははっ!
【ミネルヴァ】 戦闘中ですよ、フライシュッツ ダモクレスも服装を整えてください その…見えていますからっ
【ダモクレス】 え~、ミネルヴァ気にしすぎだよ~ 捲れてても、愛があれば大丈夫!
【ミネルヴァ】 意味が分かりません… 二人とも少しはスイハを 見習ったらどうですか
【スイハ】 …今は異族討伐に集中しましょう
【ミネルヴァ】 スイハの言う通りですね
【ミネルヴァ】 …それにしても、 異族はなぜ、西側ばかりに 集まっているのでしょう?
【リベリオン】 なんだ、今の音は!? 東の方から聞こえたが…まさかっ
【ミネルヴァ】 迂闊でしたっ… 異族が西側に集中していたのは 住民を東側に集めるための罠
【フライシュッツ】 そんな~… 急がないとみんなが大変なことに なっちゃうよ~…
【ダモクレス】 …誰だって死ぬときは死ぬんだけどね
【スイハ】 ………… 急ぎましょう
【ミネルヴァ】 ここから当該地域への距離、 我々の進行速度から計算して… くっ、間に合わないかもしれません…
【巨大異族】 ギュルアアアアアアアアア!!
【フレンネル】 なんてことだ…まさか、あんな巨大な 異族が現れて壁を打ち破るだなんて…
【町人3】 ひぃぃぃぃっ…! 東側に逃げれば助かるんじゃ なかったのかよぉっ…
【町人4】 キラープリンセス様! どこに行ったんですか!? 助けて下さい!助けて下さい!
【フレンネル】 まずい…キラープリンセスも リベリオンも町の西側にいる… とても間に合う距離じゃない…
【フレンネル】 このままでは、町の人々は… 皆殺し…
【巨大異族】 ギュルワアアアアアアアアア!!
【古文書】 ――巨大異族の奇襲に 私は怯え、死を覚悟した そのとき――
【レーヴァテイン】 ねえ…本ばっかり読んでないで… あれ見てよ
【考古学奏官】 なんだ、レーヴァ? …土煙? それになにかが壊れる音…
【考古学奏官】 まさか!!
【ミネルヴァ】 これは、先を越されたみたいですね
【フライシュッツ】 そんな~… 悪い子は、めっ!なのに~…
【考古学奏官】 急ぐしかないっ… 頼む、間に合ってくれ!
【ラース】 てやぁっ!
【ラスト】 沈め!
【ラース】 これで粗方砕き終えたか… しかしなぜ、主君はこのようなことを お命じになったのだろうな?
【ラスト】 その問いは無意味よ それより、まだそこの石像を 砕いていないわ
【ラース】 奥底にずいぶんと厳重に封じてあった 二体か…良かろう さっさと終わらせるとしよう
【考古学奏官】 待てーっ! その石像に手を出すなー!!
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