66610261 Unit666 カラドボルグ
【カラドボルグ】 なぁに、マスター? こんなところに呼び出して…
【カラドボルグ】 もしかして、秘密の話かしら? うん、いいわね… そういうのも好きよ
マスターは線香花火を カラドボルグに差し出す
【カラドボルグ】 あら、線香花火? 可愛いわね いいわ、つきあってあげる
火をつけた線香花火は 火球の蕾ができ、 パチパチと火花を散らし始める
【カラドボルグ】 私、花火って好きよ 七色に輝いて虹みたいに綺麗だもの
【カラドボルグ】 線香花火は人生に例えられるって 聞いたことがあるけど… こんなに綺麗な人生なら幸せよね
【カラドボルグ】 マスターの想い出にいる私も この花火に負けないほど 美しく輝いてるわよね?
【カラドボルグ】 うふふ… いいのよ、 言わなくてもわかってるから
【カラドボルグ】 初めて会った時から、 私はあなたのことが好きよ あなたもそうでしょ?
【カラドボルグ】 だって、私を見つめるあなたの目は いつも情熱的で輝いていたから…
線香花火は激しく火花を散らして 文字通り、火の花を咲かせる
【カラドボルグ】 恥ずかしがることないわ 可愛い私に視線を奪われるのは 当然のことだもの
【カラドボルグ】 ただ… あなたは他の人とは少し違うの
【カラドボルグ】 あなたの視線には いつも優しさが満ちていた
【カラドボルグ】 だから、あなたに 見つめられるのは好きよ
【カラドボルグ】 やだ…なに照れてるのよ でも、そんなマスターも可愛いわね ふふっ♪
【カラドボルグ】 そういえば、あの時もあなたは 顔を真っ赤にしていたわ
【カラドボルグ】 ほら、シャボン玉で遊んだ時よ 私の水着姿に見とれていたでしょ
【カラドボルグ】 あなたは勝負を捨てて 私の夢を叶えてくれた… 本当に虹に包まれているようだった
【カラドボルグ】 あなたはいつも私を想ってくれて、 支えられているんだって実感したの
【カラドボルグ】 あなたと一緒ならどこに行っても 楽しそうだったからデートの誘いも 喜んで受けたのよ
線香花火の火花が丸みを帯び 静かで淡い光に変わる
【カラドボルグ】 朝の散歩で虹を見たり、 温泉に一緒に入ったりして 楽しかったわね
【カラドボルグ】 でもね、私はまだ納得いかないの 温泉で水着を着るなんて やっぱりおかしいわよ
【カラドボルグ】 あの時は仕方なく水着のままで あなたとお湯に浸かったけど、 全然物足りなかったんだから
【カラドボルグ】 ありのままの素っぴんの私を あなたには見てほしいのに…
【カラドボルグ】 そうだわ! なんだか暑くなってきたし 今ここで脱いじゃおうかしら…
水着を脱ごうとするカラドボルグを マスターはあわててに止めようと したのだが…
【カラドボルグ】 …なんてね♪ うふふっ、びっくりした?
【カラドボルグ】 その驚いた顔が見たかったの あなたって本当に可愛いわね
線香花火の火花は消えかけ、 火球だけが明々と灯っている
マスターは意を決して カラドボルグを見つめた
【カラドボルグ】 なぁに、マスター… もしかして、怒ったの?
カラドボルグ…
選択肢:
- 僕と誓約を結んでほしい → select_label_01へ
カラドボルグ…
select_label_01:
【カラドボルグ】 …うん、素直でいいわね やっぱり私、あなたのことが好きだわ
select_label_end:
カラドボルグはそう言って マスターに微笑みかける
【カラドボルグ】 私が無敵であり続けられるのは、 あなたがマスターだからよ
【カラドボルグ】 これからも無敵の剣として あなたをずっと守るために 私はもっと素敵になるって誓うわ
それを聞いたマスターは頷き、 僕も誓うよ と宣言する
同時に、線香花火の 火球が地面へと落ちる
【カラドボルグ】 あら…
地面に落ちた火球から光が広がり、 マスターとカラドボルグを包む
【カラドボルグ】 これがあなたの想い? そう… こんなに優しくて暖かいのね
【カラドボルグ】 私のキラーズと マスターのバイブスが 深く繋がっていくのを感じるわ…
【カラドボルグ】 初めて会った時からわかってたの あなたは私の可愛い人だって…
【カラドボルグ】 ねえ、マスター… 誰にも見せたことのない私を あなただけに見せてあげる…
【カラドボルグ】 あなたがどんな反応をするのか とっても楽しみだわ♪
【カラドボルグ】 これからも ずっとあなたの可愛いところ 隣で見せてね♪
こうしてマスターと カラドボルグの誓約は 結ばれたのだった
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