66620191 Unit666 シユウ
【シユウ】
おそいぞ、ますた~!!
ちこくちこく~!
早いねシユウ、とマスターが驚くと シユウは胸を張ってドヤ顔になった
【シユウ】
きょうはますた~が
あそんでくれるからな!
【シユウ】
シユウもじゅんびばんたんなのだ!
なにしてあそぶ!?
今日は花火だよ、とマスターは シユウに線香花火を差し出す
【シユウ】
はなび!
やったー!
火をつけた線香花火は 火球の蕾ができ、 パチパチと火花を散らし始める
【シユウ】
やっぱりはなびはいいな~!
きれいだな~!
ご機嫌だね
【シユウ】
はなびなら、ますた~とあそんでも
けがさせないからな!
【シユウ】
はじめてあったときみたいに、
ますた~をふっとばしちゃうのは
シユウもいやだぞ…
あったねぇ、そんなこと… と、マスター
初対面で力加減を間違えたシユウに 吹っ飛ばされたことを思い出し、 遠い目をするマスター
【シユウ】
でも、シユウは
せいちょうしたからな!
【シユウ】
もうそんなことはないぞ!
えっへん!
頼もしくなったよね と笑うマスター
【シユウ】
っ!
ますた~もそうおもうか!?
えへへ~、もっとほめてもいいぞ!
えらいえらいと褒めるマスターに シユウは満足そうな笑みを浮かべた
線香花火の火は 激しく火花を散らし 文字通り、火の花を咲かせる
【シユウ】
ますた~はシユウを
いっぱいほめてくれるからすきだ!
【シユウ】
だからシユウはますた~のために
いっぱいたたかうのだ!
【シユウ】
シユウはつよいからな!
【シユウ】
それに、ますた~が
おうえんしてくれると、
シユウはもっとがんばれるんだ
釣り以外の方法で魚を取る技を 思いついた時みたいに? と尋ねるマスター
【シユウ】
そうだぞ!
【シユウ】
あれも、
ますた~があきらめるなって
いってくれたからできたんだ!
隊のみんなも 喜んでくれて嬉しかったね とマスターはほほ笑む
【シユウ】
みんなもうれしい、
ますた~もうれしい、
シユウもうれしい!
胸の中がぱーってする? とマスターはシユウの言葉を真似る
【シユウ】
する!
【シユウ】
…えへへ、ますた~はシユウのこと
なんでもおみとおしだな!
線香花火の火花が丸みを帯び 静かで淡い光に変わる
【シユウ】
そらのはなびをふたりで
みにいったときも、
【シユウ】
シユウがてをにぎりたいな~って
おもったときにますた~が
にぎってきて、うれしかった
【シユウ】
とってもとってもうれしくて、
むねがぶわわ~ってした!
そうだったんだ とマスター
線香花火の火花が消え、 火球だけが残る
マスターは意を決して シユウを見つめた
【シユウ】
お?ますた~どうした?
シユウ…
選択肢:
- 僕と誓約を結んでほしい → select_label_01へ
シユウ…
select_label_01:
【シユウ】
せいやく…?
select_label_end:
【シユウ】
せいやくって…あのせいやくか!?
【シユウ】
も~っとつよくなれて、
ず~っとますた~といっしょに
いられるようになるあれか!?
そうだよ と返すマスター
【シユウ】
むすぶ!
シユウ、それますた~とむすぶ!
シユウはそう言って、 満面の笑みを浮かべた
【シユウ】
えへへ…ますた~はずっとシユウと
いっしょにいてくれるんだな
【シユウ】
まぁ、
シユウはつよいから
とーぜんだな!
【シユウ】
シユウはこれからも、
どんどんつよくなるから、
ますた~はあんしんしていいぞ!
【シユウ】
ますた~のために、シユウは
もっともっとどかーんっててきを
たおせるようになるってちかう!
それを聞いたマスターは頷き、 僕も誓うよ と宣言する
同時に、線香花火の 火球が地面へと落ちる
【シユウ】
なんだ~!?
地面に落ちた火球から 光りが広がり、
マスターと シユウを包んだ
【シユウ】
おお?おおおお?
【シユウ】
すごい!
なんだかむねがぶわわわ~って!
【シユウ】
すごいぞ、ますた~!
シユウ、もう
ぱわーあっぷしたみたいだ!
【シユウ】
ぱわーあっぷしたら
おなかすいたな…
【シユウ】
そうだ、ますた~!
いっしょにマーラーカオたべよう!
こうしてマスターと シユウの誓約は 結ばれたのだった
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