66650041 Unit666 ブラフマーストラ
【ブラフマーストラ】
マスター！
アタシを呼び出すなんて
どうしたんだい？
マスターは線香花火を ブラフマーストラに差し出す
【ブラフマーストラ】
線香花火？
いいねいいね！
ほら、早くやろうよ！
【ブラフマーストラ】
創造神の火の名を継ぐアタシを
花火に誘うなんて、
アンタわかってるじゃん！
火をつけた線香花火は 火球の蕾ができ、 パチパチと火花を散らし始める
【ブラフマーストラ】
キレイだねぇ…
【ブラフマーストラ】
線香花火ってさ
人生に例えられることが
あるんだって？
【ブラフマーストラ】
ま、アタシの生き様を表すには
ちょっとかわいすぎるか？
【ブラフマーストラ】
アンタの人生なら、
これはアタシと出会った頃かな？
ちゃんと覚えてる？
【ブラフマーストラ】
アタシはしっかり覚えてるよ！
アンタは路頭に迷ってるっていうか
迷子みたいな顔しててさぁ…
【ブラフマーストラ】
迷える者はアタシが
いい感じに導くよって言ったら、
アンタは不審な顔してたっけ…
線香花火は激しく火花を散らして 文字通り、火の花を咲かせる
【ブラフマーストラ】
それが、いつのまにかアタシが
アンタに導かれるようになるとは
予想できなかったけどねー
【ブラフマーストラ】
見かけによらず
意外と大胆なところもあって
アンタって面白いよね！
【ブラフマーストラ】
アンタと一緒に瞑想をした時に
煩悩まみれのナンパ男に
絡まれたことがあったじゃない？
【ブラフマーストラ】
マスターは恋人のふりして
アタシのこと守ってくれたよね
【ブラフマーストラ】
最初はちょっと変な感じだったけど、
マスターが近くにいると
安心感を得られるって気付いたんだ
【ブラフマーストラ】
そういえば、あの時に言ってた
マスターの煩悩はもう晴れた感じ？
【ブラフマーストラ】
って、その顔じゃまだみたいだねぇ
あははっ、そう簡単にはいかないよ
また一緒に瞑想しようね！
線香花火の火花が丸みを帯び 静かで淡い光に変わる
【ブラフマーストラ】
瞑想デートもいいんだけど、
また遊園地とか花火大会にも
二人で行きたいねぇ
【ブラフマーストラ】
華やかでド派手な花火は
アタシ好みって感じでさ…
【ブラフマーストラ】
あんな風に記憶に残る存在に
なりたいって言ったら
アンタはなんて返事したか覚えてる？
【ブラフマーストラ】
マスターの言葉…嬉しかったよ
あの夜の花火みたいに、
今もアタシの胸に焼き付いてる
線香花火の火花は消えかけ、 火球だけが明々と灯っている
マスターは意を決して ブラフマーストラを見つめた
【ブラフマーストラ】
なんだい、マスター？
ブラフマーストラ…
選択肢:
- 僕と誓約を結んでほしい → select_label_01へ
ブラフマーストラ…
select_label_01:
【ブラフマーストラ】
…ふっ
select_label_end:
【ブラフマーストラ】
あっはは！
アンタ、やっぱり大物だね！
アタシを驚かすなんて大したもんだ
【ブラフマーストラ】
…わかった！
アンタに乗っかるよ！
【ブラフマーストラ】
アンタのいい感じの導きのおかげで
アタシはアタシでいられるんだ
いつも感謝してる
【ブラフマーストラ】
だからさ、アンタが迷った時は
アタシがアンタを導いてあげる
アンタを路頭に迷わせたりしない…
【ブラフマーストラ】
どこまでもアンタと一緒に行く
創造神の火の名に誓うよ
それを聞いたマスターは頷き、 僕も誓うよ と宣言する
同時に、線香花火の 火球が地面へと落ちる
【ブラフマーストラ】
ん？
地面に落ちた火球から光が広がり、 マスターとブラフマーストラを包む
【ブラフマーストラ】
おお！？
アンタの想い、意外と熱いじゃん！
【ブラフマーストラ】
これって、アタシのキラーズと
マスターのバイブスが
深く繋がってく系？
【ブラフマーストラ】
これからはアタシが一緒だから
安心してね
アンタのことずっと導いてあげるっ！
こうしてマスターと ブラフマーストラの誓約は 結ばれたのだった
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