7771062 天上編サイド セブンスクエスト セブンスクエスト~未熟な姫達の冒険~ セブンスクエスト~未熟な姫達の冒険~ 6 - 「覚悟」 第六話「覚悟」 第六話 戦闘後
【アフロディーテ】
っ…ぐすっ、だって…
敵うわけがありませんわ…!
【アフロディーテ】
アスカロンさん達が
4人がかりで勝てなかった相手に
2人だけなのですもの…
【異族】
グギャギャッ!
グギョオオオオ…!!
【ヴァナルガンド】
だ、だめです~!
アフロディーテさん、諦めないで…
立って下さい~っ!!
【アフロディーテ】
ごめんなさい…
せめて、私が狙われている間に
お二人は逃げて…
【異族】
グギギギギギーッ!!
選択肢:
- アフロディーテを助ける → select_label_01へ
- 異族の気をひきつける! → select_label_02へ
グギギギギギーッ!!
select_label_01:
select_label_01:
【アフロディーテ】
…!?
そんな…!
マスター、わたしをかばって…
select_label_02:
【ヴァナルガンド】
マスターさん…!?
異族に飛びかかるなんて無茶です…!
…ああっ…!!
select_label_02:
select_label_end:
【アフロディーテ】
…わ、わたしは…
この期に及んでなにを…!
【アフロディーテ】
他人に頼ってばかりな上に、
マスターにこうして
庇われてしまうなんて…
【ヴァナルガンド】
…マスターならまだ助かります…
ううん、助けてみせます~!
だから、少しでも時間を…!!
【アフロディーテ】
…はい…!
こんなみっともない真似は
二度としません…
【アフロディーテ】
マスターが亡くなってしまうだなんて
醜い結末など、
あってはならないのです!
【アフロディーテ】
異族よ、わたしが相手です!
たとえ刺し違えようとも、
マスター達は逃がしてみせます
【アフロディーテ】
アスカロンさん達の後を追うのは
わたし1人だけで十分ですから…!
【シユウ】
だったら、アフロディーテも
いっしょにかえらないとな!
【異族】
グオオオオオオォォォォォ!?
【アフロディーテ】
シユウさん!?
【シユウ】
ほえ~…こいつ、つよいな!
いまの、けっこうほんきだったのに!
【シユウ】
…あ、これ、ころばせただけで
ぜんぜんきいてないな!
いまのうちにみんなでにげるぞ!
【ヴァナルガンド】
は、はい~!
…アフロディーテさんも早く~!
【アフロディーテ】
え、ええ…
そうですね、今のうちに…!
【シユウ】
…みんながどっかいっちゃったから
シユウ、つまんなかった
【シユウ】
どうしようっておもいながら
うろうろしてたら、
アスカロンたちがいたぞ!
【シユウ】
だからシユウ、いっしょに
あそぼうっていったんだけど
けがしてるからダメだって
【シユウ】
じんじふせいはよくないもんな
…だから、まちにつれてったんだけど
けがなおせるヴァナルガンドいないし
【シユウ】
それでシユウ、
さがしにきてやったんだぞ!
【ヴァナルガンド】
シユウさん、ありがと~!
本当に助かりました…
【アフロディーテ】
…わたしからも、心からの感謝を…
ありがとうございます…!
【アフロディーテ】
…この度の戦いで
つくづく思い知りました
【アフロディーテ】
戦いを避け、他人任せにしたところで
こうして巻き込まれてしまうことも
あるのです
【アフロディーテ】
やはり、自分自身が強くなり、
マスターを守ることができなければ
ならないのだと…
【ヴァナルガンド】
…わたしの人を癒す力も、
その場にいなければ
意味がありません~
【ヴァナルガンド】
アスカロンさん達を失いたくないなら
一緒について行くか、行かないように
止めなければいけなかったんです…
【ヴァナルガンド】
これからは、わたしも皆さんと
一緒に戦う1人として、
きちんとお話をするようにします~!
【シユウ】
うん!そうか!
みんな、よかったな!
【シユウ】
よくわかんないけど
いいかおしてるぞ!
な、ますた~!
シユウの言葉にマスターが頷くと、 アフロディーテとヴァナルガンドも 笑顔を見せた
その身を挺したマスターの覚悟が 二人に大切な学びを 与えてくれたのであった…
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