777650402 unitSEASkill 650402 マナナン
打ち上げ花火が終わり、 辺りはすっかり祭りの後の 静けさに包まれていた
そんな夜の静寂とは裏腹に 興奮冷めやらぬ様子ではしゃぐ ひとりの少女がいた
【マナナン】
ねえねえ、さっきの花火
喜劇的に楽しかったね！
【マナナン】
もうやらないの？
まだまだ遊び足りないよ～！
そう言うと思って と、マスターはマナナンに 手持ち花火を差し出す
【マナナン】
このよじれた細い紐はなに？
どうやって遊ぶの？
【マナナン】
へぇ～これも花火なんだ～
ここに火をつければいいんだよね？
どんな喜劇的なことが起きるのかな
【マナナン】
アハハハ！
見て見て、マスター！
すっごく明るいよ！
【マナナン】
さっき見た空の花火より
小さいけど、いろんな光が
集まるとワクワクするね！
【マナナン】
う～ん
なんていうか…
マスターとキル姫みたい！
【マナナン】
マスターと話すときのみんなは
この花火みたいにキラキラしてたよ
【マナナン】
だから、マスターが火で
みんなが光みたいだなぁって！
【マナナン】
なんでだろうね
私も君と話すと楽しくて
明るい気持ちになれるんだ～
【マナナン】
世界のことも、君のことも
まだまだ知らないことばかりだけど
今は毎日が喜劇的に楽しいんだっ
【マナナン】
相棒にもいつか会えたら
いっぱい旅の話を聞かせたいな
【マナナン】
だから、これからもよろしくね♪
マスター
花火を楽しみながらマスターを 見つめるマナナンの笑顔は、 夜を照らす花火のように輝いていた
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