810203 天上編 第8章 王都決戦 第1話 内壁 バトル終了後の会話
【プライド】 ワァオ! ここまで粘るなんてビックリだよ! ベリィクール!
【プライド】 キミ、何者なわけ?
【ティルフィング】 …私はなんの変哲もない、 ただのキラープリンセスよ
【プライド】 ホワァッツ? ただのキラープリンセスが、 私達に勝てるとでも?
【ティルフィング】 えぇ 決して譲れない想いが、 この胸にあるかぎり
【プライド】 想い?クク… ただの精神論に帰結するわけ? そんなのナンセンスだっての
【ティルフィング】 いいえ。強い想いは、時をも超える… 揺らぐことのない想いこそが、 未来を切り拓く力になる…
【ティルフィング】 私は、そのことに気付いたの そこに目を向けぬ限り…
【ティルフィング】 アナタに、 私を止めることは 決して出来ないわ
【プライド】 言うじゃない 一介のキラープリンセスの分際で…
【プライド】 …オーケー!! フルバーストで行っちゃうよぉ!!
【ティルフィング】 クッ…!
【プライド】 はーあ プランでもあるのかと思えば、 勢いのままに突っ込んでくるだけ…
【プライド】 まったく、ベァッドだね! やっぱりキミも、 そこらのキラープリンセスと一緒…
【ティルフィング】 …ハァァァァ!!!
【プライド】 !?
【ティルフィング】 おごらないで! この想いは、アナタに 推し量れるようなものじゃないの!
【プライド】 …グ! …ミ、ミステイク… こんな格下に…。カハッ…!
【トト】 やった…!
【ノーブル】 まさか、息の根を…!?
【ティルフィング】 ハァ…ハァ… い、いえ…気を失っているだけです …ご無事ですか、ノーブル教授?
【ノーブル】 あ、ああ… すべては君のおかげだよ 感謝の言葉も見つからん
【リベリオン】 ったく、あんな小刀で ヤツらに立ち向かおうなんて… 無茶にも程があるぜ
【ノーブル】 おお…!アナタがリベリオン…! 我らが熱望していた、 闇より生まれいでし悪魔…!
【リベリオン】 だから… その呼び名はよしてくれと 言ってるだろ…?
【ノーブル】 まさかこのような日が訪れようとは! 我々は長きに渡り、 アナタを心待ちに…
【リベリオン】 話は聞いたよ。…悪いが、 のんびりしている時間はねぇんだ
【リベリオン】 単刀直入に訊く… アンタも、フレンネルの遺志を 継ぐ者なんだな?
【ノーブル】 面目ない… つい、興奮してしまった
【ノーブル】 そのことだが… 私の見立てでは、 おそらく彼は死んではいない
【レン】 え、彼って…?
【ノーブル】 フレンネル大公だよ おそらく、彼は生きている… それが、私の見解だ
【レン】 な…!?
【リベリオン】 クク… 追い風が吹いてきやがったな
【リベリオン】 さぁ、一気に突破するぞ あの壁を越えれば、 決戦の地…王の都だ!
【ティルフィング】 …!
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