840201 天上編 第8章 王都決戦 第４話 決戦の刻 バトル開始前の会話
王都中心部・グランエクスペリ
【エドガー】 教授！ いかがでした？
【ノーブル】 うむ…！教授達も、 私の話に耳を傾けてくれた！
【ノーブル】 王政府との関係もあり、 全員とまではいかんが…
【ノーブル】 多くの教授が賛同し、 研究室の有志とともに 民衆集めに動き出しておる！
【エドガー】 そうですか…！ 王政府に目をつけられれば、 立場も危うくなるというのに…
【ノーブル】 それだけ、 王政府の在り方に疑問を 持っておったということであろう
【ノーブル】 ともかく、 彼らの勇気には感謝の念しかない …それより、レンくんは？
【エドガー】 彼女のお父さんの 記者仲間を当たっています
【エドガー】 安心してください 彼女にはミョルニルとシェキナーを つけてますので
【ノーブル】 そうか…。前代未聞のスクープだ ジョンの記者仲間も 喜んで動き出すだろう
【ノーブル】 …悪いが、君達の属する ラグナロク教会にも メスが入ることになるはずだ
【エドガー】 謝ることなんてありません 僕らも、腐敗した組織になんて 属したくはありませんから
【ノーブル】 うむ…！全てが明らかになれば、 ラグナロク教会も正されるはず… なんとしても、やり遂げよう
【レン】 ハァ…ハァ…！ 教授！エドガー！ ちょっと…ヤバイわ！！
【ノーブル】 レンくん…！ どうかしたのか！？
【レン】 あの、黒いマサムネが…！ 今、ミョルニルとシェキナーが 闘ってる！！
【ノーブル】 …！
【エドガー】 …大丈夫、 ここには決して近付かせません
【エドガー】 二人は人々へ 真実を伝えることに 集中してください
【ノーブル】 あ、ああ…すまない…！
【エドガー】 安心しろ、サイラス… 君が追い続けた真実は、 俺達が必ず、世に伝えてみせる…！
ラグナロク大聖堂 サウスタワー・大階段
【ティルフィング】
…ハァァァァァァァーッ！！！
【教会職員】 き、来ました…！ リベリオン一行です！！
【祀官】 早い…！ 周辺警備部隊はなにをしている…！？
【教会職員】 それが、その勢いたるや凄まじく… 既に…！
【ティルフィング】
…どいてください！！！
【ティルフィング】
陣形が崩れた…！
今よ、早く！
【ディーン】
よし…！
一気に行くぞ！！
【？？？】 …そこまでだ！！
【ティルフィング】
…！
【リベリオン】 …なんだ？
【大奏官】 闇より現れし悪魔“リベリオン”、 そしてその男に加担する 反逆者どもよ！
【大奏官】 我は、この神聖なる大聖堂の 守護を司る大奏官である！
【大奏官】 血にまみれたお前達をこれより先、 ただの一歩とて通しはせん！
【ディーン】
だ、大奏官…！
アンタ達が…！
【ティルフィング】
マスター…！
【リベリオン】 うろたえる必要なんてねぇさ… ヤツらが勝手に作った、ただの階級だ
【リベリオン】 恐縮するなら、 むしろ創設者の俺の方だろうが？
【ティルフィング】
あ…
【リベリオン】 大聖堂の守護の要だというのなら、 むしろ好都合だ
【リベリオン】 コイツらさえ倒せば、 教皇への道が開くってことだろ… 違うか？
【ディーン】
確かに…！チッ…
一瞬、怯んじまった自分が
恥ずかしいぜ！
【デュリン】
そうよ！
こっちはもう、
覚悟は決まってるんだから！
【ティルフィング】
ええ…！
行きましょう、マスター！！
【大奏官】 愚かな… ゆくぞ、お前達！！
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