901010002 地上編 1章 大樹を目指して 第1話 マスターの適合者 終了後
【ティルフィング】
私達はこれから
大樹ユグドラシルを目指します
【ヴァリン】
セフィロト・システムを使って
天上世界への道を確保するのよ！
【ゼロ】
根元にあるやつか…
あれを起動させるには
神器が必要なんじゃねえのか？
【ティルフィング】
もう少し正確に言うと
天上世界の物質、つまり神々から
創りだされた物が必要なんです
【ティルフィング】
それについては
私に考えがあります
【ヴァリン】
アタシ達は、
とにかくユグドラシルに向かう
それが第一目標よ
【ゼロ】
当たり前だ。辿りつけなきゃ、
ルシファーに
借りを返すことも出来やしねぇ
【ヴァリン】
まだそんなこと言ってるわけ！？
【ヴァリン】
あんな化け物相手にするには、
戦力が足りな過ぎるって
言ってんじゃない！
【アルン】
そういえば…
他のキラーメイルはどちらに？
【ヴァリン】
恐らく、
散り散りになってるわ
【ヴァリン】
特務機関ラグナロクは支部ごとに
複数のキラーメイルを
研究していたんだけど…
【ゼロ】
ルシファーの魔壁で支部が分断されて
連絡が取れない状況らしい
…生きてるかもわからねぇな
【ヴァリン】
彼らには道中で
会える可能性もあるわ
アタシ達は先を急ぎましょう
【ヴァリン】
アンタもそれで良い？
【アルン】
はい、その方針で構いません
…行きましょう
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