901020001 地上編 1章 大樹を目指して 第2話 少女、アスカ
大樹ユグドラシルを目指し ラグナロク本部を出発したゼロ一行は一つ目の魔壁“第六魔壁”へと向かう
道中には荒廃した街が広がり、 魔獣に怯える人々は 隠れ潜むようにして暮らしていた
【ヴァリン】 予想より順調に来たわね “第六魔壁”に近づいてきたわ
【ゼロ】 おい!なんだ、ありゃ? ユグドラシルの幹に 妙なもんが刻まれてるぞ
【ティルフィング】 …禍々しい気を感じます ルシファーがなにか 始めたのかもしれません
【ゼロ】 先を急いだ方が良さそうだ
【アルン】 …今、悲鳴が聞こえました それに唸り声も
【ゼロ】 魔獣か!? どこから聞こえたっ?
【アルン】 多分、向こうから…
【ゼロ】 行くぞ!
【ヴァリン】 ちょっと! 一人で突っ走るなって 言ってるでしょ!
【???】 キャアアアアッ!
【魔獣】 グルルルルルルルル…
【ダグダ】 むう。囲まれたか… だが、この子には指一本触れさせん
【ヴァリン】 あそこにいるの、 キラーメイルじゃない!?
【ゼロ】 みたいだな とにかく魔獣を片付けるぞ!
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