903020003 地上編 3章 人間の本質は強欲 第2話 スナッチゲーム 終了後
【アルン】 レジスタンスがいるっていうのは、 この町のようですね
【ゼロ】 いちいち会う必要があるのか? 独力じゃマモンを 倒せねえ連中なんだろ?
【ティルフィング】 彼らから新たな情報を 得られるかもしれません それに――
【???】 わるもの、はっけーん! これでもくらえーっ
【ゼロ】 痛っ! 誰だ、小石を投げつけた奴はっ?
【???】 むーっ わるものはけんろうけんごなのだ! こうなったら…
【???】 リンファ、やめるんだ! 彼らは魔獣じゃないよ
【リンファ】 やだーっ! パラシュ、てをはなしてーっ
【パラシュ♀】 いい加減にしないかっ! 君はどうしてそんなに 手を焼かせるんだ?
【パラシュ♀】 たとえ子どもでも 規律は守らないといけない!
【ティルフィング】 …なんだか、もめてますね
【ゼロ】 バカバカしい… あいつらは放っておいて先に進むぞ!
【アルン】 待って下さい、ゼロ 彼女はレジスタンスの一員では? ::場面転換
【アスクレピオス♀】 さっさと怪我したところを 見せなさい!
【アスクレピオス♀】 治療は一分一秒が命取りなのよ! ほんっとに世話を焼かせるわね!
【アポロン♀】 このくらい大したことないって! ボクはアポロン様だよ~
【アポロン♀】 そんなことより お姉ちゃんの情報はないの!? 絶対、近くにいると思うんだ~っ
【アスクレピオス♀】 いいから傷口を見せなさい、バカ!
【パラシュ♀】 失礼するよ リーダーは奥にいるかい?
【アスクレピオス♀】 あいつの居場所なんて知らないわよ! エロ爺なら奥に… って、そいつら誰よ、パラシュ?
【ヴァリン】 アタシ達はラグナロク本部の者よ
【ヴァリン】 アンタ達、キラープリンセスよねっ? 手術は順調みたいで良かったわ
【ヴァリン】 パラシュは 本部の警備をしてなかった?
【パラシュ♀】 ああ、していたよ
【パラシュ♀】 君の助手の…ヤクモだったかな? 彼女の後くらいに手術を受けたんだ 他に看護師もいたと思うけど
【パラシュ♂】 よぉ~っ。可愛いお嬢ちゃんが いっぱいじゃねぇの もしかして俺のファンかな~?
【ゼロ】 なに言ってんだ、ジジイ?
【パラシュ♂】 カッカッカッカ! 言うねえ、あんた
【ヴァリン】 アンタがレジスタンスのリーダー?
【パラシュ♂】 俺?いやいや、まさか 俺はただの隠居ジジイだよ
【パラシュ♂】 うちのリーダーは… そら、帰ってきたみたいだぞ
【ブラフマーストラ♂】 つまりオレは宇宙の真理と 一体化したってわけ だからオレ、最強!そういうこと!
【天沼矛♀】 …あら?私ったら、また考え事を してしまって…ブラフマさん、 なにか仰いましたか~?
【ブラフマーストラ♂】 だ~か~ら~!
【ブラフマーストラ♂】 火って熱いでしょ? 氷って冷たいでしょ? それって真理でしょ?
【ブラフマーストラ♂】 つまりオレ、最強! 分かった?
【アルン】 …あの、どちらが リーダーなんでしょうか?
【ゼロ】 どっちだろうと最悪だがな…
【ブラフマーストラ♂】 あれっ?今、リーダーって言った? オレのこと呼んだ?
【ブラフマーストラ♂】 つまりアンタがマスターってわけね 任せてよ!オレ、最強だから
Next: 903030001