904020001 地上編 4章 灼熱の世界で色欲が嗤う 第2話 作戦名リベリオン
【デュランダル】 その名は捨てた 私はデュランダルだ そう呼んで欲しい
【アルン】 ヴァリンさん、 お知り合いの方ですか?
【ヴァリン】 彼はビッグ4の一角 『CHÂTEAU』(シャトー) の御曹司よ
【ヴァリン】 『CHÂTEAU』は私達とは 違う方法でユグドラシル・システムを 研究しているの
【ヴァリン】 動力源に 人間の生命力を利用するっていう 非常に危険な研究をね
【デュランダル】 全ては人類存亡のため 私達も実験体も、皆、覚悟の上だ
【ヴァリン】 なんとでも言ってなさい
【ヴァリン】 アタシだってアンタ達を非難 できるような立場じゃ ないんだから…
【ヴァリン】 アルン、 彼の後ろに控えてる 二人のうち一人は――
【エロース】 ヴァリンさん 僕のことは、しーっ
【ヴァリン】 …そうだったわね まあ、気にしなくていいわ
【ヴァリン】 むしろアンタのことを みんなに紹介しておかないと デュランダル
【ヴァリン】 ようやくバイブスの 適合者が見つかったの アンタ達のマスター、アルンよ
【デュランダル】 君がマスターか 聖剣デュランダルの名にかけて、 君の敵は私が殲滅しよう
【エロース】 僕はエロース これからよろしくお願いするよ
【エロース】 なにかお手伝いできることがあったら 気軽に声をかけてね
【アルン】 よろしくお願いします! …あの、えっと… もう一人いるようなんですけど
【アダマス】 凄い…やっぱり凄い人だ、 オーラが違うっ…
【アダマス】 僕はアダマス マスター…いえ、ご主人様! どんなご命令でも言いつけて下さい!
【アダマス】 できれば罵るようにっ
【ゼロ】 …こいつ、大丈夫か?
【デュランダル】 実力は確かだ その他は…気にしない方が良い
【デュランダル】 そんなことより ヴァリン研究主任に 伝えなければならないことがある
【デュランダル】 私達は「リベリオン」作戦を 成功させた 実験は実を結びつつある
【ヴァリン】 な…なんですって!? アンタ達、まだあの危険な実験を 繰り返していたのっ?
【ヴァリン】 実験体はっ? リベリオンは無事なんでしょうねっ?
【デュランダル】 それについては… 直接会って確認してもらいたい
【ゼロ】 おい、てめえ! そりゃ、どういう意味だ!?
【ゼロ】 あいつは…リベリオンは 生きてんだろうなっ? なあ、おい!?
【ヴァリン】 ゼロ、やめなさい! …気持ちは分かるけど、 彼に食ってかかっても仕方ないわ
【ヴァリン】 アンタだって あのとき覚悟を決めたはずでしょ
【ゼロ】 ああ…そうなんだが…
【アルン】 ゼロ…?
【デュランダル】 詳しい話は 私達の研究施設でしよう
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