904050003 地上編 4章 灼熱の世界で色欲が嗤う 第5話 新たな力を示すもの 終了後
【???】 イヤ!離してっ…
【女性】 そんなものに 執着してっ… 気持ち悪い子ね!
【女性】 きっと悪魔に 取り憑かれているんだわっ…
【???】 これは絶対、渡さないんだから!
【ヴァリン】 ちょっと!なんの騒ぎ? 大の大人が、こんな小さな子をっ
【女性】 あんた、ラグナロクの人だろっ? その子をなんとかしておくれ 気味悪いったらありゃしない!
【女性】 悪魔の力を研究するんだとか言って 魔導書を持ち歩いているのよっ…
【ヴァリン】 悪魔の力を 研究するですって!?
【???】 …………
【ヴァリン】 アンタ、こっちに来なさい ここじゃ話しにくいわ
【ヴァリン】 アタシはヴァリン ラグナロクの研究主任よ
【ヴァリン】 アンタ、 悪魔の力を研究してるって本当なの?
【???】 だったらなに? この魔導書は誰にも渡さないし、 研究だってやめないんだから!
【ヴァリン】 やめろなんて言わないわ むしろ興味があるの
【ヴァリン】 私も魔獣に対抗するため、 人間に魔獣の血肉を植え付けたわ…
【ヴァリン】 悪魔に対抗するため、 悪魔の力を利用するというのは 良い考えかもしれない
【ヴァリン】 ただ…きっと相当なリスクを 負うことになるわよ 気をつけなさい
【???】 …ワタシのことを気味悪がらないの?
【ヴァリン】 アタシを誰だと思ってるのよ
【ヴァリン】 …もし神器以外からキラーズが 抽出できたなら悪魔に 対抗する新たな力になる
【ヴァリン】 悪くない着想だわ!
【???】 そ…そうよね!
【???】 ワタシ、やっぱり間違ってなかった! グリモワールの研究を 続けるべきなんだわ!
【???】 ありがとう! 感謝してあげるわねっ
【ヴァリン】 ちょっと!なんなのよ、その態度! あ、コラ!待ちなさいっ
【ティルフィング】 どうしたんですか、ヴァリン? 大声を出して…
【ヴァリン】 ティルフィング! 体はもういいのっ?
【ティルフィング】 はい ご迷惑をおかけしました
【ヴァリン】 迷惑だなんて思わなくていいのよっ さあ、マサムネのところに 行きましょう!
【ヴァリン】 …さっきの子、 今度会ったら名前聞いておかないと
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