906030001 地上編 6章 妬みの海 第3話 襲来する悪魔
【ゼロ】 完成したのか!? 改良版セフィロト・システムがっ
【ヴァリン】 ちょっと! そんな迫ってこないでよっ
【ヴァリン】 …いい?
【ヴァリン】 リベリオン達が試行錯誤を 繰り返して割り出した天上世界の 座標軸をXとしたとき…
【ヴァリン】 ティルフィングのキラーズから 算出したもう一つの座標軸、 これをY軸として――
【ゼロ】 そういうごちゃごちゃした話は いらねえんだよ!
【ゼロ】 とにかく今まで以上に 天上世界に上がりやすくなった ってことなんだろっ?
【ヴァリン】 このバカ! 大雑把にまとめてんじゃないわよ! …まあ、概ねその通りなんだけど
【ヴァリン】 でも、この改良版には すごい機能があって――
【リベリオン】 ヴァリン…悪いが… 俺もあまり時間がねえんだ…
【リベリオン】 早く次の手を打とう 話さないと、いけないことがある…
【ヴァリン】 ぐぬぬぬぬ… アタシがどれだけ頑張って プログラムしたと思ってるのよーっ!
【ティルフィング】 ヴァリン、お疲れ様 私達、本当に感謝していますよ あ!チョコをどうぞ
【ヴァリン】 そんな露骨なご機嫌取りなんかに… もぐもぐ…あ~♪癒されるわね~
【ゼロ】 ティルフィング お前、ヴァリンの扱い 上手くなったな
【アルン】 それで、 話したいことってなんなんですか、 リベリオン?
【リベリオン】 ああ、それは――
【レヴィアタン】 いつまで隠れているつもりだ 卑小で脆弱な人間と、 下らぬ混り者共
【アルン】 レヴィアタン!? ここまで自ら 乗り込んでくるだなんてっ…
【ゼロ】 こいつがレヴィアタンか! そっちから来てくれて 手間が省けたぜ!
【レヴィアタン】 そこの混り者 誰に向かって口を利いている 我の前に全ての者はひれ伏せ!
【ゼロ】 ふざけるなぁぁぁっ!
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