10011303 マサムネストーリー 『華炎千斬り』
【マサムネ】
このところ…
思うように刀が振れぬのです…
【マサムネ】
戦に出ても、他の娘ほどの働きが
出来ぬばかりか…
助けられる始末…
【マサムネ】
昔はこうではなかった…
我先に戦地に飛び込み武功を上げる
それがマサムネであったはず！
【マサムネ】
それなのに…
【マサムネ】
その悩みを忘れようと料理をしても…
この通り上手くいかず…拙者は…
なまくらになってしまったのだ…
選択肢:
- 肩の力を抜いて切ってみたらどうだ？ → select_label_01へ
- 自分らしい太刀筋を見失ってないか？ → select_label_02へ
- 考え過ぎじゃない？料理は楽しく！ → select_label_03へ
その悩みを忘れようと料理をしても… この通り上手くいかず…拙者は… なまくらになってしまったのだ…
select_label_01:
【マサムネ】
…肩の？
い、いつのまにこんなに力が！
select_label_02:
【マサムネ】
拙者らしい？
冷静さを欠いていたのか…
select_label_03:
【マサムネ】
…料理！
そうか、料理に雑念は無用！
select_label_end:
【マサムネ】
マサムネよ…己を見失うな！
より力を抜き、より自然に…
【マサムネ】
野菜の繊維に寄り添うように、
ただ刃をあてるだけ…
そう！それだけで良いのだ
【マサムネ】
…これは！
まるで野菜の方から自らの身を
切り離していくような、この感触！
【マサムネ】
無駄のない包丁さばきの先には…
このような境地があったのか！！
【マサムネ】
これは剣の極意にも通ずるもの！
今の太刀筋…
新奥義『華炎千斬り』と命名しよう！
料理をする中でマサムネは、 剣のスキルに目覚めたようだった
【マサムネ】
いつの間にか拙者の心の中は…
無駄な雑念だらけになっていた…
【マサムネ】
それは、己は人よりも強いのだという
慢心、偏執…
それでは太刀筋が鈍るのも当然だ
【マサムネ】
大切なのは空を流れる雲の如く
静かで柔らかな心…
それだったのだ！
【マサムネ】
主君…いや同志よ、礼を言うぞ…
言葉だけでは伝わらぬ想いは、
この料理に込め申した
【マサムネ】
おかわりもたんとある！
どうか心ゆくまで堪能してくれ！
さぁ、召し上がれ！
皿に盛られた料理の味は 質素にして剛健… つまりは大味…
【マサムネ】
だから言ったではないか？
期待はしないでいただきたい、と
料理は微妙だが、 マサムネの笑顔はとびきりだった
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