10024103 レーヴァテイン4ストーリー 『一人じゃないし!』
あれから数時間後─ そろそろ日が暮れてきた頃、 マスターがレヴァの様子を見に来た
【レーヴァテイン】 はぁ…はぁ…はぁ…!
よほど激しい特訓をしたのだろう すでに疲労の限界のようだ
【レーヴァテイン】 はぁ…はぁ… 夜まで… もう時間が…!
しかし、いかにレヴァといえど、 やはりこの短時間では無理だっ…
【レーヴァテイン】 今、「無理だったか…」 とか思ってたんじゃないでしょうね?
【レーヴァテイン】 1回きり…体力的に 1回が限界だから… よく見ておきなさい!!
次の瞬間…!レヴァの体が ふっ…と夕闇に溶けた
【レーヴァテイン】 ハァァァァーーーーッ!!
大地をつんざく 今まで見た事もないような 巨大なエネルギー
【レーヴァテイン】 どう…? 新技『一人じゃないし!』 …よ
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
選択肢:
- 驚いたよ!よくこの短時間で…! → select_label_01へ
- やっぱり君は…すごいよ! → select_label_02へ
- 正直…無理だと思ってたよ! → select_label_03へ
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
select_label_01:
【レーヴァテイン】 そんなこと、どうでもいいから…
select_label_02:
【レーヴァテイン】 おべんちゃらはいいから…それより
select_label_03:
【レーヴァテイン】 なに言い切ってんのよ?でも、ま
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【レーヴァテイン】 約束は守ってよね…? ホテルの…ふかふか… ベッド…
体力の限界に差しかかり、 ふらつくレヴァ 倒れそうになる体をマスターが支える
【レーヴァテイン】 ふっ…ベッドのために… がんばった甲斐が あったってもんだわ…
そうじゃないでしょ? きみは人間のために頑張った 人間が異族に襲われないように
【レーヴァテイン】 …べ…別に… やさしいとか… そんなんじゃないから
よし!がんばったご褒美に ベッドまで連れてってあげよう! お姫様抱っこで!と意気込むマスター
【レーヴァテイン】 はぁ!?なに、あんた…? 調子に乗ってんの!? この…ヘンタイ!
照れながらマスターに 蹴りを入れるレヴァ
【レーヴァテイン】 あなたなんかに 連れてってもらわなくても… ひ、一人で行けるし…!
夕陽を浴びた、彼女の勇姿は とても凛々しく美しかった
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