10241101 セイバーストーリー1(☆6) 運命を受け入れし者
マスターがやってきた時、 セイバーは一人沿道に立ち、 遠くを眺めていた
【セイバー】 …! マスター…
【セイバー】 別に何も… ただ、ぼーっと… 花を見ていただけです
【セイバー】 …え?この世界に来た事…?
【セイバー】 いえ、悔いたりなど してはおりません
【セイバー】 今は、キル姫として 運命を受け入れ、 戦っていく覚悟はできましたし
【セイバー】 それは、マスター あなたのおかげだ
【セイバー】 でもですが…
どうしたの…? マスターが尋ねる
【セイバー】 私はここで… 何のためにここで戦うのか
【セイバー】 以前は、聖杯戦争を 勝ち抜くために戦っていた
【セイバー】 それに比べ、今は… 何のために剣を振るっているのか…
【セイバー】 時々、 わからなくなるのです…
彼女は物憂げな目で、 ずっと花を見ていた
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