202307010 限定クエスト 未分類 ウルズの泉と過ごす日々 前編 ストーリー ウルズの泉と過ごす日々 前編 ストーリー 1 - ウルズの泉と過ごす日々-OP ウルズの泉と過ごす日々-OP ウルズの泉と過ごす日々-OP
夢を見る
それは誰かが見た夢の夢
何故そうだと思ったのか 説明はできないけれど 確実に自分ではない誰かの夢だった
選択肢:
- ………… → select_label_01へ
- ………… → select_label_01へ
…………
select_label_01:
それは自分の呼吸なのか その誰かの沈黙なのか
何もかもが不鮮明で不確かな 夢という空間の中でマスターは ひとつだけ確かな感情に囚われる
「寂しい」
誰かが抱いたその感情に マスターの心が揺さぶられる
選択肢:
- (どうしたの?) → select_label_02へ
- (泣いているの?) → select_label_02へ
誰かが抱いたその感情に マスターの心が揺さぶられる
select_label_02:
マスターの声は届かない それは誰かの夢であって マスターの夢ではないのだから
それでも、とマスターは声を掛ける
それが大事なことだと そう思ったから――
【ミーミル】 大変です!
慌てたミーミルの声に マスターは目を覚ます
選択肢:
- 落ち着いて → select_label_03へ
- おはよう? → select_label_04へ
慌てたミーミルの声に マスターは目を覚ます
select_label_03:
【ミーミル】 は、はい…
select_label_04:
【ミーミル】 あ、おはようございます
select_label_end:
【ミーミル】 えっと… マスター様こそ 何かありましたか…?
不思議そうなミーミルの視線 自身の頬に手を当てるマスター 触れた指先に濡れるものを感じた
何も思い出せず 怖い夢を見たのかもしれない と返すマスター
【ミーミル】 夢、ですか…………あ!
【ミーミル】 夢、そう夢みたいなんです! とにかく外へ、マスター様!
ミーミルに連れられ外に出るマスター
ユグドラシルの前に広がる その異様な光景に目を疑うマスター
【ミーミル】 昨晩、大雨が降った形跡もないのに このように一帯が湖のように…
湧いてきたなら泉? と、あまりのことで逆に冷静な ツッコミを入れるマスター
【ミーミル】 泉…そう言われますと なんだかしっくり来るような…
【マナナン】 あははは、すっご~い! ねぇねぇこれどうなってるの!? 泳いでみてもいいのかな!
【マクリル】 え、危ないよ… 有害な液体かもしれないし…
【マナナン】 えー! こーんなに綺麗なのに?
【ティルフィング】 …………
【マクリル】 …どうかしたの?
【ティルフィング】 …ああ、すみません この事態について考えていました
【ティルフィング】 突如現れた泉 その危険度は未知数… 調査が必要ですね
【マクリル】 そうだよね 危ないかもしれないよね?
【マナナン】 そんな感じしないけどな~ あ、ミーミルとマスターだ!
【ミーミル】 ティルフィング様 何かおわかりになりましたか?
【ティルフィング】 いえ、泉のことはまだ何も… まずは周囲を見てまわりましょうか
【ミーミル】 そうですね、泉の周囲を…ふふっ
【マナナン】 あ、ミーミルが笑ったー! そんな面白くて喜劇的なことあった?
【ミーミル】 あ、いえ! そういう訳ではなく… 私はただ…
【マクリル】 …ただ?
【ミーミル】 マスター様もティルフィング様も この景色を見て湖ではなく 泉と呼ぶのだと思いまして…
【ミーミル】 やはりおふたりには 何か通ずるものがあるのですね!
そうかな、と笑うマスターに対し ティルフィングは何か 考え込んでいる様子だった
【ティルフィング】 …………
【マナナン】 さ、それじゃ行こうか! ミーミル探検隊の 冒険の日々の幕開けだね!
【マクリル】 …調査だよね? 危険を冒すのは無しだよ?
【ミーミル】 探検隊に私の名を冠するのは 荷が重いように思いますが 一生懸命がんばります…!
ノリノリなマナナンに 不安そうなマクリルをなだめながら ミーミル探検隊は征く
選択肢:
- ミーミル探検隊の出発だ → select_label_05へ
- ティルフィング探検隊にする? → select_label_06へ
探検隊に私の名を冠するのは 荷が重いように思いますが 一生懸命がんばります…!
select_label_05:
【ミーミル】 ま、マスター様まで! そこはティルフィング様探検隊だと 指摘していただくところかと…
select_label_06:
【ミーミル】 そうですよね…! 私もティルフィング様探検隊が よろしいかと存じます
select_label_end2:
【ティルフィング】 …どうしました、ミーミル?
【ミーミル】 あ、いえ! なんでもありません!
どこか上の空なティルフィングを 心配に思うマスター
【ティルフィング】 すみません… ユグドラシルの近くでのことなので 深刻に考えすぎてしまっていますね…
【ミーミル】 ――マスター様、あちらを!
ミーミルの声にマスターは会話を 切り上げ、指し示す先を見る そこには誰かが倒れているようだった
【ティルフィング】 あれは…
【マナナン】 誰だろ? 知らないキル姫?
【マクリル】 なんだろう、この感じ…
【ミーミル】 と、とにかく無事なのか 確認しに行きましょう!
駆け寄るマスター達 すると倒れていた少女が目を覚ます
【???】 うぅ…
【ミーミル】 だ、大丈夫ですか!?
【???】 …………
【ミーミル】 む、無反応…
【ティルフィング】 あなたは…
【???】 ああ、やっとお会いできました…
【ウルズ】 私の名はウルズ この泉の管理人です
突如現れた儚げな雰囲気の少女… ウルズは自信あり気に ふふ、と笑うのだった
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