210101104 フラガラッハ 『海浜ビーチ帝国の誇り』
後日、マスターとフラガラッハは 再び海に来ていた
フラガラッハの水着姿の威力は やはり凄まじく マスターは落ち着かない
【フラガラッハ】
今日もあなたを釘付けに
出来るかしら…？
ニッコリ笑うフラガラッハに 覚悟を決めたマスターが…
もうずっと釘付けだよ、と 答えた、その時…
【？？？】 あのー！
呼ぶ声に振り向くと そこには先日助けた女性が立っていた
【女性】 この間は助けてもらって 本当にありがとうございました！
マスターは 手を振って彼女を見送る
マスターはハッとなって振り返る またフラガラッハを怒らせたのでは…
【フラガラッハ】
…あら、どうなさったのかしら
マスター？
しかしフラガラッハは 普段と変わりない様子だ
さっきの女性とのこと、気にならない？ とマスター
【フラガラッハ】
ふふ…少しも気になりませんわ
わたし、気付きましたの
【フラガラッハ】
つまらない嫉妬をするなんて
まるで自分の美しさに
自信がないみたいだって
【フラガラッハ】
わたしは美しいですわ
だから姿の美しさにふさわしいよう
心も磨き上げましたの
そう言う彼女の姿は いつも以上に 自信と美しさにあふれている
【フラガラッハ】
今は、誰よりも自信があるから
嫉妬などしませんわ
それは新スキル 『海浜ビーチ帝国の誇り』に 目覚めたという証だった
【フラガラッハ】
もう嫉妬などしない、という言葉
信じてくださいますか、マスター…
【フラガラッハ】
よろしければ、わたしの魅力…
好きなだけ堪能させて差し上げても
いいんですのよ？
大胆に迫ってくるフラガラッハに マスターは たじたじになってしまうのだった
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