210131102 パラケルスス 知識を煽られて
パラケルススに追いついたマスターは やっぱり一緒に遊びたいと伝えてみた
【パラケルスス】 わたくしは…知っているのだ 自分が他人と楽しい空間を共有する ことに適していないと…
パラケルススの顔には あきらめのような表情が浮かんでいる
【パラケルスス】 わたくしとて理解しているさ この率直な物言いが 他人に快く思われないことぐらい…
【パラケルスス】 わたくしは 自分の生き方を変えるつもりはない だから放っておいてくれ
パラケルススの顔ににじむ 寂しさを読み取ったマスター
それでも一緒に遊びたい それに物知りなパラケルススなら 面白い遊びを知っていそうと続けた
【パラケルスス】 だからわたくしは、遊ばないと―
マスターは言葉を遮り 物知りなパラケルススも 遊び方は知らない?と挑発してみる
【パラケルスス】 …知らない? このわたくしの知識を 君は疑うというのか?
【パラケルスス】 いいだろう 海の遊びについては一度だけ 興味を持って調べたことがある
【パラケルスス】 わたくしの知識 しかと思い知らせてやろう!
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