220131102 レシェフ 前も後ろも
【レシェフ】
マスター、出てきな
どうやら通り嵐だったみたいだな
もう晴れ上がってるぜ
見つけた洞窟の中で過ごした マスターとレシェフは 澄み切った空の広がる外へと出た
周囲が水浸しになってはいるが 嵐が来る前と変わらぬ自然が そこにはあった
【レシェフ】
しっかし、すごい雨と風音だったな
でも、あたしがそばにいたから
安心できただろ？
選択肢:
- そうだな、安心できたよ → select_label_01へ
- なんだか楽しそうだね → select_label_02へ
- レシェフも震えてなかった？ → select_label_03へ
しっかし、すごい雨と風音だったな でも、あたしがそばにいたから 安心できただろ？
select_label_01:
【レシェフ】
へっへー
さすがあたしってとこだな
select_label_02:
【レシェフ】
楽しいぜ！
あんたと一緒だしな！
select_label_03:
【レシェフ】
あたしがあれくらいで震えるかよ！
select_label_end:
【レシェフ】
さて、嵐も過ぎたことだし
それじゃあ、奥に進むぜ！
…うおっ！
元気に飛び出したレシェフだったが ぬかるみに足を取られて 大きく体勢を崩した
転びそうになったレシェフの体を マスターがさっと支える
【レシェフ】
すまねぇ、マスター
あたしとしたことが、へへっ
雨が降った後で足元が悪いし 今日はいったん戻ろう マスターはレシェフに告げる
あんな嵐があった後だから きっとみんなが心配していると 説得する
【レシェフ】
えー
まだ全然、散策してねぇだろ？
これくらい大丈夫だって！な！
渋るレシェフだったが マスターは首を縦にはふらなかった
【レシェフ】
…わかったよ
でも、天気のいい日に
もう一度行くぞ、約束だぜ？
いつもと違って聞き分けがいい その点が気になりはしたものの マスターはきた道を引き返していく
【レシェフ】
なんだこりゃ！？
来た時はこんなもん、なかったよな
だが、その途中で 大きな岩が道をふさいでいるのを 二人は発見した
おそらく、先ほどの嵐で 土砂崩れが起きたらしい
別の道を探さなければいけない… マスターがそう思ったとき
【レシェフ】
…！
マスター、ちょっと下がってな
だがそのとき、戻る道をふさぐように 周囲から異族が現れ始れた
【レシェフ】
ったく、前に岩で後ろにはこいつらか
よし、いっちょ片付けてやる！
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