Phantom of the Kill

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220201103 ハルパー 『フォルスファルチェ』

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仕方ないから酔っ払いに注意しに… と、思ったら

2202011.png 【ハルパー】 ねえ、あなた…

なんと酔っ払いに声をかける ハルパーの姿が!

なんだかんだ言いながら、 注意をしに行ってくれたのかな?

2202011.png 【ハルパー】 向こうでいいコト…しません?

逆ナン!?ハルパーが!? まさかそんな、ハルパーが…

マスターが放心状態になっていると ふたりは人目につかない場所へ…

このままではいろいろとまずい… マスターがこっそり後をつけると、 そこでは…

2202011.png 【ハルパー】 首を斬り落とされるのと、 大人しく消えるの… どっちがいいかしら?

今度は男を脅迫するハルパーの姿が!

2202011.png 【ハルパー】 それとも…私の姉、 アダマスに倣って…

2202011.png 【ハルパー】 あなたのを… “ちょん切って”あげましょうか?

男はハルパーの言った言葉の 意味を察し、血の気が引いた様子で そそくさとプールから去って行く

マスターは、 面倒だなんて嘘を言って… と、ハルパーを見直したのだった

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夜。ハルパーがいないことに 気が付いたマスターは、 プールにやってきた

2202011.png 【ハルパー】 はぁ…

やっぱりいた 星を眺めることが好きだったしね、 とマスター

2202011.png 【ハルパー】 そろそろ宵闇に星が輝く頃… ゆったりとした時間を 過ごしたいものです

そう呟いたハルパー しかしマスターの気配に気付き、 さっと振り返る

2202011.png 【ハルパー】 ちょっと、なんですか? 聞き耳を立てて…変態ですか?

変態じゃないよ とりあえず昼間はありがとう と、マスター

2202011.png 【ハルパー】 …お礼なんていりません 私はただ、マスターのお手を 煩わせたくなくて、嘘を言ったんです

やっぱりハルパーは頼りになる! とマスターは嬉しさでいっぱいだ

2202011.png 【ハルパー】 ふふ、私を誰だと思ってるんですか

2202011.png 【ハルパー】 でも…昼間はごめんなさい さんざんマスターをこき使って… 私、酷い態度でしたね…

この時、 彼女の中でなにかが生まれた 後悔と謝罪の念が混ざり合った感情…

その感情こそが 新たな奥義『フォルスファルチェ』の 萌芽となったのであった

困惑するマスター あのハルパーが謝ってくるなんて でも…

2202011.png 【ハルパー】 …なんて、嘘ですよ!

2202011.png 【ハルパー】 ふふふ… 私が本気で謝ると思いましたか?

やっぱりね ため息をつくマスター

せっかくふたりで来たのに、 他の女性を見ていて悪かった と素直に謝ることに

そして、 やっぱりハルパーは頼りになるね と、本心から褒める

すると彼女の瞳が じわりと潤み 怪しく輝き始めた

2202011.png 【ハルパー】 ふふっ、わかればいいんですよ まったく、マスターは 私がいないとダメなんですね

ハルパーの声がマスターの心に響く とりあえず仲直りできてよかった そうマスターは思ったのだった

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