221041431 限定クエスト バレンタインイベント 悪戯姫の甘い嘘 ストーリークエスト 悪戯姫の甘い嘘 ストーリークエスト 4 - 君を乗せて 君を乗せて 君を乗せて 戦闘前
休憩だといって、マスターを 安全な場所で待たせ、ヘレナと オティヌスは作戦会議を始める
【オティヌス】 ヘレナのチョコレートは 兵士達に食べられたのかい? それは困ったね…
【ニール】 作戦その3、ヘレナの惚れ薬チョコで マスターをメロメロにする計画は 中止にせざるをえないわ
【ヘレナ】 惚れ薬はもうないが、 硬すぎチョコレートなら作れる 面白みは減るが…しかたがない
【ヘレナ】 先輩には内緒で、 ヘレナは実験室に行かねばならない しばらく別行動だ
【オティヌス】 ああ、わかった… こちらは作戦を進めておくが かまわないかな?
【ニール】 作戦その4… オティヌスの激辛チョコで マスターをびっくりさせる作戦ね
【ヘレナ】 それも…しかたがないな 先輩がどんな様子だったか、 あとで教えてくれ
【オティヌス】 ふふっ…わかったよ それでは、作戦再開だ
ヘレナは、ニールの忘れ物を 探してくると言って、 どこかへ行ってしまった
オティヌスとは話がついているようで あとで合流するそうだが、マスターは ヘレナの行き先が気になっていた
【オティヌス】 ふふっ… ヘレナが心配なのかい? せっかく、あたしと二人きりなのに…
あ、ごめん…と マスターはとっさに返事をする
そして、ふと思い出し 二人の大事なものってどんなもの? と、オティヌスにたずねた
【オティヌス】 君は、どんなものだと思う?
オティヌスにそう聞き返されても、 マスターにはなにも思いつかない
【オティヌス】 そうか… じゃあ、君が絶対に失いたくない 大事なものってなんだい?
それも難しい質問だな、と言って マスターはしばらく考えこみ…
いまの自分にはオティヌスや ヘレナ、それに仲間の斬ル姫達が 大事な存在かな、と答える
【オティヌス】 ふふっ… なるほどね、あたし達か…
【オティヌス】 だが、大事だというわりには、 すぐに思いつかなかったようだけど? …ふふっ
マスターは、仲間は「もの」とは違う と思ったんだけど、それ以外に大事な 存在は思いつかなくて…と説明する
その言葉を聞いて、 オティヌスは真剣な表情になった
【オティヌス】 斬ル姫は戦うための道具… ただの「もの」として扱われている
【オティヌス】 でも、君はあたし達を 「もの」ではなく、 仲間として接してくれるよね?
【オティヌス】 まだ少し慣れないけれど、 それが嬉しいんだよ
いつになく真面目なオティヌスに マスターが驚いた顔をすると、 オティヌスはニヤッと笑う
【オティヌス】 ふふっ… どうだい、驚いただろう? その顔が見たかったんだよ
オティヌスはそういって、 マスターをからかう
マスターは、本当にびっくりしたよ と、一緒になって笑いながら、 きっとあれは本心だと感じていた
【オティヌス】 もうすぐ激辛チョコレートの 隠し場所だが… やはり、あれを渡すのはやめよう…
【オティヌス】 マスターがかわいそうだとか… そういうことじゃなく、 面白くないからだ、それだけだ!
【オティヌス】 とにかく、あれを回収して… 後のことは、ヘレナと合流して 相談するか…
【オティヌス】 あたしはあっちを探すから、 君はこのあたりを探してくれるかな? 片手に乗るくらいの箱があるはずだよ
オティヌスはそういってマスターから 少しだけ離れ、隠しておいた 激辛チョコレートを回収する
すぐにマスターのもとに戻るが、 マスターはすでにケイオスリオン兵に 見つかり、囲まれていた
【オティヌス】 ははっ、この短時間で 取り囲まれるなんて ある意味才能だよね
【オティヌス】 本当に見ていて飽きないよ… さて、ここはひとつ盛大な 救出劇でも繰り広げてみせようか
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