230201104 ピサール 『海浜ビーチ帝国の誇り』
後日、マスターは再びピサールを 連れてビーチに遊びに来ていた
【ピサール】
ん…
ピサールは今日も 砂の中で気持ちよさそうにしている
マスターは それを見ながらひとしきり泳ぎ ピサールの元へ戻ってきた
そしてマスターはピサールに 波打ち際を歩かないかと誘った
【ピサール】
めんどうだから止めとく~
やっぱりボーッとしてるのが一番? とマスター
【ピサール】
うん。特に砂の中は最高だし~
マスターは相変わらずだな…と 笑いながら…
ピサールは心から楽しめているか 気になってくる
【ピサール】
も~。マスターは
いちいち気にしすぎだって~
もっと楽に生きればいいのにさ~
【ピサール】
わたしはマスターの
そばにいられたらいいし…
言いながらピサールはマスターの 身体にピタリと触れてくる
えっ、ちょっ…と マスターが焦っていると…
【ピサール】
わたしね、海が楽しいところだって
今まで思ってなかった…
【ピサール】
けど、海の中に入れなくたって
アイスやかき氷はおいしいし
砂の中は気持ちいいし~
ピサールは、ますますマスターに ぴたーっとくっついて うっとりした表情になる
【ピサール】
あ~マスターの身体ひんやり~
さっき海で泳いでたからかな~
ピサールは顔を上げて にこーっと笑いかけてくる
【ピサール】
海を楽しめたのもマスターのおかげ
ほんと感謝してるんだ
ありがとね~
ピサールの中で マスターへの信頼が いっそう深まっていく
そして、彼女は新たな力 『海浜ビーチ帝国の誇り』を 会得した…!
【ピサール】
今度から体を冷やしたい時は
マスターにひえひえに
なってもらってー
【ピサール】
それでマスターにくっつく
ってことにしようかな~
ピサールの密着ぶりと素直な言葉に マスターの身体は だんだん火照ってきてしまう
【ピサール】
あ、マスターの身体…
熱くなってきちゃった?
マスターは、もう一度 身体を冷やすため 海へ向かうことに
【ピサール】
いってらっしゃ~い
戻ったらまた
ぴたーっとさせてね
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