240081101 オティヌス 雰囲気一転
【オティヌス】
マスター、早く泳ぎに行こっ！
ほらほら！
はしゃぐオティヌスに 泳ぐのは準備運動をしてからだよ とマスター
【オティヌス】
えー、もー、めんどくさいな～
いいじゃん、行こ～
マスターはオティヌスに引っ張られ 準備運動もそこそこに 海へ入ることとなった
【オティヌス】
マスター！
次はあの岩の所まで競争しようよ！
そう言って、しばらく楽しそうに 泳いでいたオティヌスだったが…
【オティヌス】
あ、あれ…？
目に見えてオティヌスの様子が おかしくなってしまう
【オティヌス】
あっ…
やがて立ちくらみを起こしたのか ふらりとよろめく
マスターはあわてて肩を抱き 大丈夫か、と尋ねる
【オティヌス】
ええと、実は…
ぐぅぅぅぅぅ～ 音はオティヌスのお腹からだった
【オティヌス】
てへへ…実は今日は
朝、急に異族退治に駆り出されて
それで…
【オティヌス】
食べてたからだとマスターと遊ぶ時間
少なくなっちゃうから
朝ごはん食べないできちゃったんだ
今からでも食べないと とマスター
【オティヌス】
じゃあ、急いで済ませるから
そしてすぐに遊んでくれる？
マスターは 食べてすぐ遊ぶのもよくない と話す
それに立ちくらみの原因は 食事だけじゃないかもしれないし 様子を見ようと続ける
すべて心配から出た マスターの言葉だったのだが…
【オティヌス】
…ねえ
あたしと遊びたくないなら
そう言ってよ！
突然声を荒げるオティヌスに マスターは言葉が出てこない
【オティヌス】
もういい！
隠し事ばかりして…
マスターのバカー！！
言い残して走り去るオティヌス マスターは驚きながらも その背中を追いかけた
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