240081104 オティヌス 『海浜ビーチ帝国の誇り』
後日、オティヌスに誘われ マスターは海にやって来ていた
さんざん遊び回った後 マスターはそろそろ帰ろうか と声をかけた
【オティヌス】 えー、もうちょっとだけ!
日も沈みかけて肌寒くなってきたし 気温差で風邪引かないかな、と マスターは言う
【オティヌス】 あとほんの少しだけ お願い…!
珍しくしおらしいオティヌスに マスターはしょうがないな、と もう少し付き合うことにする
【オティヌス】 えへへ…
2人は夕日を眺めながら のんびりかき氷を食べる
【オティヌス】 マスター、ありがとうね…
【オティヌス】 この前、あたしのこと心配して いろいろ言ってくれたでしょ
【オティヌス】 あたしがいじけても 見捨てないでくれたし 手紙まで書いてくれて…
【オティヌス】 ほんとに嬉しかったんだ
マスターは オティヌスの意外な一面が見られて 自分も嬉しい し…
いつもひたすら 元気なだけだと思ってたけど、 たまにはこういうのもいいな、と話す
【オティヌス】 えっ…マスターは 普段のあたしがいやなの…!?
マスターは笑いながら どうだろう? と返す
【オティヌス】 その顔…あたしのこと からかってるんでしょ!
オティヌスは赤面しながら言う
【オティヌス】 こうやって冗談だって分かるのも… あたしがマスターの気持ちを ちゃんと考えるようになったからかな
【オティヌス】 なんかいいな。こういうのが すごく大事って思える
【オティヌス】 身体の奥から 力が湧いてくる気がする…!
それはまさにオティヌスが新たな力 『海浜ビーチ帝国の誇り』を 手に入れた瞬間だった…!
【オティヌス】 でも…からかってくる意地悪な マスターなんて大っ嫌いだからね!
また手紙を書かないといけないかな とマスター
【オティヌス】 ふふ…あははは!
元気よく笑い出すオティヌスに マスターも釣られて笑みをこぼした
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