260021103 ガンバンテイン 『インナーパッション』
海の真ん中で異族に囲まれてしまい 逃げ場はどこにもない
【ガンバンテイン】 えーい。それーっと
しかしガンバンテインは焦りもせず 敵の体力を吸収するなど いつもの調子で攻撃を無力化していく
【ガンバンテイン】 うわわ… こっち来るなよ~、もう…
しかし、異族の数が多すぎで 徐々に押されてきてしまう
そしてガンバンテインの背後から 一体の異族が急襲…!
【ガンバンテイン】 えっ…
マスターはとっさに ガンバンテインを庇った
【ガンバンテイン】 大丈夫、マスター!?
ガンバンテインは のんびりした様子はどこへやら 焦ったようにマスターを呼ぶ
マスターは心配をかけまいと 大丈夫、と笑ってみせるが…
【ガンバンテイン】 そっか…ちゃんとしなきゃ マスターを守れないんだ…
ガンバンテインは キッ、と顔をあげると 猛然と異族へ立ち向かっていく
【ガンバンテイン】 あたしはー、またマスターと一緒に ぼーっとするために 頑張るんだからー!
ガンバンテインがそう強く決意した その時…
ガンバンテインに新たな力 『インナーパッション』が目覚めた!
威力は絶大。 形勢はすぐに逆転し 異族は散り散りとなっていった
【ガンバンテイン】 ふぅ~。やーっと片付いたー
マスターはガンバンテインをねぎらう 後はどうにか陸へ、とあたりを見渡してみる
【ガンバンテイン】 あれれー?
激しい戦闘でボートが動いたせいか ガンバンテインの技の反動か なんとそこは…
【ガンバンテイン】 ビーチに戻ってきてるー
幸運にも砂浜近くに たどり着いていたのだった
【ガンバンテイン】 ふぁ~ やーっと安心してお昼寝できる~ お休みぃ…
陸に着くなり眠ってしまった ガンバンテイン
マスターは手当くらいしてあげようと 起こさないように そっと抱え上げようとする
そんなマスターの前で ガンバンテインは…
【ガンバンテイン】 ふにゃ~、マスター 一緒にお昼寝しよー… むにゃ…
寝ながら夢の中でも 昼寝をしようとしていた
相変わらずだなぁ…と マスターは笑いをこぼすのだった
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