260051101 ケーリュケイオン 奉仕と報酬
【ケーリュケイオン】
マスター、やっと来た!
私をどれだけ待たせるつもり?
日差し照り付けるビーチの一角 マスターはケーリュケイオンに 呼び出されて、この場に来ていた
【ケーリュケイオン】
はぁ…まあ、いっか
せっかく遊びに来たんだから
こんなことで時間無駄にしたくないし
【ケーリュケイオン】
さ、マスター横になって
私が日焼け止めを塗ってあげる♪
ケーリュケイオンの言葉に マスターは、自分は必要ない、と断る
むしろ、自分がケーリュケイオンに 塗ってあげようか、と提案する
【ケーリュケイオン】
日差しを甘く見ちゃ駄目よ?
それともマスターは…
【ケーリュケイオン】
私のスベスベ肌に
日焼け止めを塗りたくて
仕方ないのかなー?
いたずらな笑みを浮かべながら、 ケーリュケイオンが マスターに接近する
素肌がくっつきそうになる寸前 マスターは慌てて ケーリュケイオンから離れた
【ケーリュケイオン】
そんなつもりじゃないって?
もう、遠慮することないのに!
わかった、遠慮はしない そう言ってマスターは 日焼け止めを渡した
【ケーリュケイオン】
やっぱり塗ってほしいんだ
わかったわ、ばっちり塗ってあげる♪
【ケーリュケイオン】
腕も背中も足も隅から隅まで…
ふふふ…
これでマスターは私の思いのまま…
【ケーリュケイオン】
あ、ううん、なんでもないよ!
ただの独り言!
【ケーリュケイオン】
さっ、塗り終わったわ!
【ケーリュケイオン】
ありがとうって?
これくらいお安いご用よ♪
【ケーリュケイオン】
…それで、マスター?
まさか私が、報酬も無しに
働いてるなんて思ってないわよね?
したり顔で笑うケーリュケイオン それを見たマスターは しまった、と後悔する
そうだ、こういう子だった… 半ばあきらめるかのように マスターは彼女の話を聞くことにする
【ケーリュケイオン】
報酬は何かって?
ふふっ、マスターの物分かりの良さ
大好き!
【ケーリュケイオン】
行きたい場所があるの
私に日焼け止めを塗ってもらった
マスターは…
【ケーリュケイオン】
当然、ついてきてくれるよね?
それが報酬というのなら仕方ない マスターはケーリュケイオンと共に 出発するのだった
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