260051102 ケーリュケイオン 道は険しく
ケーリュケイオンについて行き 岩場に連れてこられたマスター
目の前には激しく渦巻く海流… あまり安全とは言い難い
【ケーリュケイオン】
さぁ、あとはこの岩場を通るだけ
足元はちょーっと激流だけど
気を付けて渡れば問題無しよね
【ケーリュケイオン】
どこに連れて行くつもりかって？
うーん、行くまでのお楽しみ！
【ケーリュケイオン】
…って言いたいところだけど
目的はちゃんと言っておいた方が
いいよね
【ケーリュケイオン】
実はこの岩場の奥に
秘宝が眠る洞窟があるのよ
【ケーリュケイオン】
マスターにはその秘宝探しを
手伝ってほしいってわけ
【ケーリュケイオン】
見ての通り、危険が伴う冒険だけど…
あれだけ私をこき使ったわけだし
黙って手伝ってくれるわよね？
【ケーリュケイオン】
日焼け止めの報酬なんだから
しっかり手伝いなさい
わかったわね？
【ケーリュケイオン】
…え？秘宝が欲しい理由？
【ケーリュケイオン】
それは、あなたに…その…
【ケーリュケイオン】
なんでもない！
と、とにかく手伝ってよね！
【ケーリュケイオン】
この波の流れじゃ無茶って？
そんなことない、大丈夫！
さぁ、行くわよ！
そういって 彼女が一歩踏み出した瞬間…
【ケーリュケイオン】
――きゃっ！！
ケーリュケイオンが 足を滑らせたと理解した時には その小さな体は波に飲み込まれていた
そんな彼女を見て マスターが取った行動は――
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