260111103 ヴァナルガンド 『ミートボムラッシュ』
【ヴァナルガンド】 ふぅ~、マスターさん、 怪我はありませんか?
異族を撃退したヴァナルガンド
【ヴァナルガンド】 見たところぉ、 怪我はなさそうですねぇ… よかったです
【ヴァナルガンド】 あ、でも、油断はできませんねぇ…
【ヴァナルガンド】 まだ他にも異族が 潜んでいるかもしれませんし…
【ヴァナルガンド】 とにかく今は、 わたしからはぜ~ったいに、 離れないでくださいね?
こちらを気にかけてくれる 彼女の優しさを とてもうれしく思ったマスター
でも皆の前にでて大丈夫なの? と尋ねる
【ヴァナルガンド】 …あ~、そういえば、 思いっきり見られてますねぇ…
【ヴァナルガンド】 やってしまいました… マスターさんを守るためにと思って、 つい体が動いてしまって…
【ヴァナルガンド】 マスターさんが無事なのはぁ、 よかったんですけど、 まさかこんなことに…
あんなに嫌がっていたものだから、 彼女はもっとおどろいて、 すぐにでも身を隠すと思ったマスター
【ヴァナルガンド】 でも、案外… こうして前に出てみると 気にならないものなんですね~
【ヴァナルガンド】 日頃からサイズを気にして 改善しようとはしてたんですけど…
【ヴァナルガンド】 どうしても前に出ることが、 できないでいたのは…
【ヴァナルガンド】 わたしにぃ、 前に出る勇気が足りなかった… ただそれだけだったみたいですね
【ヴァナルガンド】 こうして気付いてみると、 とっても単純なことだったんですねぇ
まだ少し恥ずかしいのか、 頬を赤くしながら言うヴァナルガンド
【ヴァナルガンド】 勇気を出して前に踏み出すこと… そこから生まれるわたしの新しい技…
【ヴァナルガンド】 その名もぉ~、 『ミートボムラッシュ』ですよぉ~
ヴァナルガンドの勇気が、 マスターを守るための 新たなる力を彼女に与えたのだった
これでみんなと一緒に遊べるねと、 彼女の成長を喜ぶマスター
【ヴァナルガンド】 はい、おかげさまで、 みなさんと一緒に、 湖を楽しめそうですよ~
【ヴァナルガンド】 それではマスターさんも、 一緒にみなさんのところへ、 行きましょう
勇気を出した彼女に手を引かれ、 湖で遊ぶみんなのところへと、 駆けていくのだった…
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