260111104 ヴァナルガンド 『ジャングル連合の絆』
それからしばらく経ったある日 ヴァナルガンドに誘われ、 二人きりで湖を訪れていたマスター
【ヴァナルガンド】
んん…朝の水浴びは
やっぱり気持ちいいですねぇ~
【ヴァナルガンド】
なんですかマスターさん…
水着のままで歩いても平気なのか?
【ヴァナルガンド】
はい、大丈夫ですよ?
まだちょっと恥ずかしいですけど…
【ヴァナルガンド】
でもこうして、
開放的な気分になるのも
とっても楽しいですねぇ…
【ヴァナルガンド】
それに、
マスターさんの言う通り…
【ヴァナルガンド】
身を隠してばかりだと、
せっかく来たのに
もったいないですからね~
楽しそうにしている彼女の姿は、 とても眩しく見えた
【ヴァナルガンド】
ところでマスターさん?
【ヴァナルガンド】
改めて聞きますけど、
マスターさんはこの体…
気にならないんですか?
少し不安げに、 こちらの気持ちを気にして、 そう聞いてくるヴァナルガンド
彼女のその質問に、 気にならない、むしろ綺麗だと、 返してあげるマスター
【ヴァナルガンド】
ほんとですか?
ふふふ、ならよかったです~!
【ヴァナルガンド】
お礼に抱きしめてあげますよぉ~!
ヴァナルガンドに抱きしめられ、 もごもごと喋りにくくなってしまう
【ヴァナルガンド】
マスターさんに
そう言ってもらえると、
わたし…すごく嬉しいです
【ヴァナルガンド】
だからスタイルをよくするためにも、
わたし、いままで以上にもーっと
努力しちゃいますからね~~!
【ヴァナルガンド】
それがわたしの
『ジャングル連合の絆』…
新たな決意です!
【ヴァナルガンド】
さあ、
これからがんばっていきますよ!
意気込む彼女は、いつもの調子で… いや、いつもよりいいくらいに、 元気に思えた
【ヴァナルガンド】
…ん~? くんくん…
なんだかいい匂いがします
匂いに気付いた彼女に、 その匂いは朝ごはんの準備を、 しているからだよと伝える
【ヴァナルガンド】
朝ごはんですか?
ちょうどお腹が空いたので
急いでいきましょう、マスターさん
【ヴァナルガンド】
いっぱいお肉が食べたいですね~
【ヴァナルガンド】
ああ、でもぉ、
そうしたら肉付きが…
【ヴァナルガンド】
…努力するって決めたんです
ここは我慢しないと…
うぅ、でも食べたい…!
頭を悩ませる彼女の姿が、 どこか微笑ましいもので、 とても美しい姿をしていたのだった…
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