277001361 海上編 ストーリー2019年7月 パラディーゾ幻想襲来篇Ⅰ 第4幕「妖精の翼の目的」戦闘前
【アルマス】 追わないとっ…!
選択肢:
- 待って! → select_label_01へ
- 少しいい? → select_label_02へ
- 休んだほうがいいよ → select_label_03へ
【アルマス】 追わないとっ…!
select_label_01:
【アルマス】 何よっ!? 待ってる暇なんて 私にはないんだからっ!
select_label_02:
【アルマス】 何よっ!? 待ってる暇なんて 私にはないんだからっ!
select_label_03:
【アルマス】 何よっ!? 待ってる暇なんて 私にはないんだからっ!
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焦りが見える彼女をなだめるべく マスターはこの島のことを 知りたいと尋ねた
【アルマス】 そんなの他の誰かに 聞けばいいじゃない 私は急ぐのっ!!
ティファレトを止めること? とマスターが尋ねると、 アルマスは頷いた
【アルマス】 そうよ… だから邪魔し…くぅっ…
急ごうとしたアルマスの顔が 苦痛に歪む 思っていた以上に傷は深いようだ
せめて体力が回復するまで、 ここにいたほうがいい
マスターの言葉に しばらく考えていたアルマスだったが そのまま砂浜に腰を下ろした
【アルマス】 はあ…休むしかないみたい 仕方ないから、あなたの質問に 答えてあげる
【アルマス】 ここはローク島、 少し前まで別の場所にあったんだけど あいつらが島を転移させたの
ティファレトのことだよね? とマスターが尋ねる
【アルマス】 ええ、ティファレトと あと二人いるわ
【アルマス】 そうね…あの子達とは… 説明が難しいわね…
どこか言いづらそうにしながら、 アルマスは言葉を続けた
【アルマス】 ちょっと前まで… よく遊んでいたわ
【アルマス】 腐れ縁? 仲間? しっくりこないわね
それじゃあ友達? とマスターが尋ねると、 彼女の顔が途端に赤くなった
【アルマス】 と、友達!? そ、そんなんじゃないわ その発言は、絶・禁止よっ!
【アルマス】 あの子達とはよくいただけ! それだけだからっ!!
あわあわと手を振りながら そんな言い訳を始めるアルマス
マスターは彼女が落ち着くのを 待ってから、続きを促す
【アルマス】 はぁ…あなた、いい性格してるわね まあ、いいわ
【アルマス】 この世界にはいろんな神がいるのは 知ってるでしょ?
【アルマス】 この島にも少し前に 神が攻めてきたの 理由は知らないけどね
【アルマス】 正直なところ、 私も神がどれぐらい強いのかは 知らないわ
【アルマス】 ただ、あの子達はその神を殺した
アルマスの言葉に 驚くマスター
エンシェントキラーズは神々の干渉を 防ぐために結界を張ったはずだ そんな存在を倒すことができるなんて
そんな思考が、 マスターを支配していた
【アルマス】 その日以来、おかしくなった
【アルマス】 急に、ローク島を 支配するって言い出して
【アルマス】 確かに性格悪かったり、 変な言葉を使ったり、 丁寧すぎて引くこともあったけど…
【アルマス】 あんな風に無理矢理言うことを 聞かせようとする子じゃなかった
【アルマス】 しかも、最近になって 突然島を転移させたりして…
【アルマス】 今度は、別の島を 支配するんだって…
【アルマス】 だから、だから私が あの子達の目を覚まさせないとっ! これ以上変なことしないようにっ…
そう言って、 アルマスは立ち上がる
【アルマス】 そう、だから私は 止まるわけにはいかないの
少しよろけつつも、アルマスは ティファレトが去った方向に 歩いていく
そんな彼女を、マスターは 再び呼び止めた
【アルマス】 なに…? もう、私に用はないはずよ
そう突っぱねるアルマスに、 マスターは首を振る
【アルマス】 じゃあ、何の用なのよ
その言葉に、マスターは 力を貸したい、と端的に答えた
【アルマス】 協力って…私に?
友達を助けたいというアルマスの 力になりたい、 そうマスターはまっすぐ伝えた
【アルマス】 ともっ…!? そんなんじゃないって 言ったじゃない!?
もし、そうだとしても、 あんなに真剣に誰かのことを 思っていることに変わりない
それに協力したいんだ、 と続けた
【アルマス】 っ…あ、ううぅ… たしかに私、すっごい恥ずかしいこと 言ってたんじゃ…
【異族達】 グギャギャギャギャギャギャッ!!
【アルマス】 っ…くっ、また異族!? ああ、もうっ…! 全部纏めて吹っ飛ばすからぁっ!!
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