30071203 ゲイボルグストーリー 『時來閃光突』
数日後── 戦場にいるマスター 今回もゲイボルグの姿は見えない
【ゲイボルグ】 無駄な戦いは避け “しかるべき時”にしか槍を振らない …そう決めたんだ
ゲイボルグの涙が、脳裏をよぎる
…! その心の一瞬の隙を突かれ、 異族の攻撃が頬を掠める
そして、異族のさらなる攻撃が マスターに襲いかかった… その時!
光の矢が異族の群れを貫いた マスターのピンチを救ったのは…
【ゲイボルグ】 礼は無用… 今が“しかるべき時” そう思っただけだ
槍を持って異族に 斬り込んでいくゲイボルグ その姿が、一本の光の矢となった
【ゲイボルグ】 うおぉぉーーーっ!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ゲイボルグ】 見えた… これが私の新奥義… 『時來閃光突』!!
ゲイボルグの槍に、 異族たちは退いていった
選択肢:
- 戦いの場に現れるなんて珍しいな → select_label_01へ
- 本当に“しかるべき時”だったの? → select_label_02へ
- どうして…助けてくれたんだ? → select_label_03へ
ゲイボルグの槍に、 異族たちは退いていった
select_label_01:
【ゲイボルグ】 無駄ではない…そう思ったから
select_label_02:
【ゲイボルグ】 さぁな…考えるより先に… 体が動いたんだ
select_label_03:
【ゲイボルグ】 借りを返そうと思っただけだ… 貴様の言葉があったから…私は…
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【ゲイボルグ】 あのまま戦っていても、 貴様は勝っていただろう
【ゲイボルグ】 なのに助けにきた… 今までの私からしたら、 まさに無駄な戦いだ…
【ゲイボルグ】 だが…力を貸してやりたい …そう思った こんなことは…今までなかった
【ゲイボルグ】 こんな気持ち…初めてだ
【ゲイボルグ】 無駄と思ったら、それまで だが…そこからなにかを 見つけようと思えば…
【ゲイボルグ】 世界は光り輝いて見えてくる マスターは、 そう言いたかったのだろう?
【ゲイボルグ】 だから…その… つ、付き合ってやってもいいぞ…
【ゲイボルグ】 す、すごろくとやらに…
はにかみながら見せる笑顔 彼女の中で、明らかに 何かが変わったようだった
しかし…
【ゲイボルグ】 なんだ、この遊びは!? 本当に時間の無駄だ!
【ゲイボルグ】 サイコロを振る暇があったら… 私は槍を振る!!
一度も勝てないゲイボルグは、 怒ってその場を後にした そんな姿も妙に可愛らしく見えた
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