30171103 ヴォータンストーリー 『キングヘッジ』
マスターに誘われ、 街のご飯屋さんに来た ヴォータン
【ヴォータン】 あ…あのさ… その…私が…
彼女がマスターに 何かを言いかけた時だった
【ヴォータン】 …!!悲鳴…!
【ヴォータン】 異族が…!!
すぐさま外に 飛び出していくマスター
【ヴォータン】 …あっ!おいっ…!!
【ヴォータン】 …ったく、しょうがないね 私が…
【ヴォータン】 頼りになるってとこ、 見せてやろうじゃないの!!
異族の前にやってくるマスター 思ったより数が多い どうする?近くの仲間に知らせ…
そう考えた瞬間だった
【ヴォータン】 うおぉぉぉぉぉーーーっ!!
駆けこんでくる彼女 無茶をするな!と、 彼女を止めようとするマスター
【ヴォータン】 くらえ!私の…新たなる力を!!
マスターの心配などよそに、 彼女の投げた槍は光に包まれ、 瞬く間に異族を殲滅した
【ヴォータン】 …うぐっ!
しかし、膝をついてしまう彼女
選択肢:
- 大丈夫!?傷が開いたんじゃ…! → select_label_01へ
- そ、そんなに無理して…! → select_label_02へ
- 今すぐ治療を…! → select_label_03へ
しかし、膝をついてしまう彼女
select_label_01:
【ヴォータン】 心配など無用だ…! なぜなら…
select_label_02:
【ヴォータン】 無理…? 何を言っておる…
select_label_03:
【ヴォータン】 治療…? 必要ない!なぜなら…
select_label_end:
【ヴォータン】 私は王!偉大なる神だぞ!! これしき朝飯前だ!!
【ヴォータン】 これぞ我が新奥儀… 『キングヘッジ』である!!
それはまさしく 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ヴォータン】 い、今までは… 弱くあってはならぬと、 王として強くあらねばと思っていた
【ヴォータン】 思いこみ過ぎるが余り、 意地を張り続け… 弱き心を追い詰めていた…
【ヴォータン】 でも、分かったのだ お前となら…
【ヴォータン】 自然なままの私でいられると
【ヴォータン】 なぜなら、お前は 私の配下でも主でもない… 同胞…
【ヴォータン】 心で繋がった友なのだからな!!
そう言った彼女の笑顔は、 とても素直で眩しかった
【ヴォータン】 それにしても…
【ヴォータン】 異族の前に飛び出すなど、 無茶をするなと言っておきながら、 無茶してるのはお前の方じゃないか!
【ヴォータン】 まったく…! 仕方ないから…
【ヴォータン】 これからも私が ま、守ってやる!!
顔を赤くして言い放つ彼女 まだまだ素直と意地っ張りが せめぎ合う様子がとても愛しかった
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