310022080 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) 第2章 今宵、聖域にて貴方と 第１話 今宵、聖域にて貴方と-8
【クライノート】 怪盗は捕り逃がしましたか 気にせずとも結構ですよ
【クライノート】 何度来ようとも、 リットゥがいる限り 我が家は安泰ですから
【ミーミル】 クライノートさん お尋ねしたいのですが
【ミーミル】 こちらには、フランさんと お二人でお住まいなのでしょうか？
【クライノート】 いえいえ 妻も息子もおりますよ 使用人だって
【クライノート】 それに何より、リットゥがおります 心強い警護役ですよ
【ミーミル】 そうなのですね お三方以外のお姿を お見かけしなかったもので…
【クライノート】 たまたまでしょう それなら、紹介しますよ おおい！
【ミーミル】 あ、いえ あの…ハイスさんというご老人を ご存知でしょうか？
【クライノート】 老人？
【ミーミル】 こちらのお屋敷に、 ハイスさんのお姉さんが いらっしゃると聞いたのですが…
【クライノート】 ご老人の姉ですか… はて？そのような方はおりませんな 人違いでは？
【ミーミル】 そうですか…
【クライノート】 ハイスといえば――
【リットゥ】
二人とも戻ったか
シェキナーはどんな様子だった？
【ミーミル】 リットゥさん 実は…
【リットゥ】
待て
私達だけで話そう
ついて来い
【リットゥ】
…ふむ、あいつは私の方こそ
おかしくなっていると
言っていたのだな
【リットゥ】
戯れ言を！
私はおかしくなどなっていない
【リットゥ】
私は聖域の守護者
その務めを全うしているだけだっ
【ミーミル】 リットゥさん？
【リットゥ】
私は何があっても守る
守り抜いてみせる
決してこの地を侵させはしない
【リットゥ】
何があっても…！
【ミーミル】 リットゥさん、落ち着いて下さい
【リットゥ】
…ああ、済まない
安心しろ
【リットゥ】
怪盗シェキナーがまた現れたなら
次こそ必ず捕らえてみせる
選択肢:
- 特別な宝石を守るため？ → select_label_01へ
怪盗シェキナーがまた現れたなら 次こそ必ず捕らえてみせる
select_label_01:
【リットゥ】
ん？
あ、ああ…そうだっ
特別な宝石を守り抜く
【ミーミル】 その“特別な宝石”とは どのようなものか、 見せていただけませんか？
【リットゥ】
それはできない
部外者には決して見せてはならない
大切なものだからな
【ミーミル】 そうでしたか…
【フラン】 リットゥ、リットゥ どこにいるの…？
【リットゥ】
フランが呼んでいるな
私はこれで失礼する
【ミーミル】 すみません、マスター様 あまり有益な情報を聞き出すことが できませんでした…
【ミーミル】 今夜も怪盗シェキナーさんは 現れるでしょうか？
【ミーミル】 今夜も月がきれいですね
【ミーミル】 しっかり見張っておかなければ マスター様、私のお側を 離れないよう、お願い致します
【カドケウス】
やっぱり…みたいだね～
【ケーリュケイオン】
シェキナーに教えて…
【ミーミル】 あれはカドケウスさんに ケーリュケイオンさんです
【カドケウス】
あれ～？
今、私の名前を呼んだ？
カドケウスなら私だよ
【ケーリュケイオン】
ケーリュケイオンなら私
どっちにご用かな～？
選択肢:
- カドケウスに用がある → select_label_02へ
- ケーリュケイオンに用がある → select_label_03へ
- 二人ともに用がある → select_label_04へ
今、私の名前を呼んだ？ どっちにご用かな～？
select_label_02:
【カドケウス】
私か～
君、結構かっこいいから
聞いてあげたいけど、残念だな～
select_label_03:
【ケーリュケイオン】
私だね
でも、お礼もなしにお願いを
聞いてあげることはできないね～
select_label_04:
【ふたり】 ふ～ん 二人ともだなんて、贅沢だね だけど、先約があるんだ
select_label_end:
【ふたり】 じゃあね～♪
【ミーミル】 ああっ また…
【シェキナー】 アーッハッハッハッハッハ！
【ミーミル】 きゃっ この声は…
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