310361213 ラグナロク・神令・ユグドラシル 黄昏導く最果ての九剣
【ラグナロク】 お前からは何も見えない… 死を拒み燃えるような命の炎も 他者を突き刺す孤独な刃も何も…
【ラグナロク】 その目が見つめる先にあるもの それは何?
先陣を切ったラグナロクと それに鼓舞された姫達により 戦闘は勝利を収めた
ラグナロクは、表情に出さないまでも これまでにない戦闘後の高揚に 戸惑っているようだった
選択肢:
- 勝利はラグナロクのおかげだよ → select_label_01へ
- 姫の皆が礼を言いたがってるよ → select_label_02へ
- 骨は拾ってもらわなくて済んだね → select_label_03へ
ラグナロクは、表情に出さないまでも これまでにない戦闘後の高揚に 戸惑っているようだった
select_label_01:
【ラグナロク】 …うぬぼれるつもりはないわ
select_label_02:
【ラグナロク】 傍観者だった私に礼を受ける資格はない
select_label_03:
【ラグナロク】 …首の皮一枚で繋がったわね
select_label_end:
バイブスによりマスターと繋がり 他の斬ル姫達と共感した平和への渇望 それがラグナロクの身を満たしている
【ラグナロク】 痛み無き境地、共鳴無き世界こそ… そう信じて世界を正しく導くべく 進んできた
【ラグナロク】 共感など 捨てたはずなのに
惑うラグナロク マスターは彼女の頭上に視線を移し 言う
それでもラグナロクは 旗を掲げているじゃないかと
【ラグナロク】 …必要だったから
旗を掲げ、自身を危険に晒しながら コマンドキラーズ達を束ねてきた
使命を全うしようとする ラグナロクの姿とその覚悟に コマンドキラーズは集った
それはある種の 共感なのではないかと
【ラグナロク】 …!
そして それはマスターも 同様にやってきたこと
武器こそ持たず、斬ル姫達の力を借り 時に鼓舞し、共に戦ってきた その必要があったのだと
【ラグナロク】 ………
【ラグナロク】 …お前が言葉を口にするだけで 斬ル姫の纏う空気が変わる
【ラグナロク】 これもバイブスの影響? それともお前自身の…
ラグナロクはジロジロと マスターを観察し続けるが やがて得心が行った様子で…
【ラグナロク】 旗を掲げる その立場は同じか 使命においても、私達は
【ラグナロク】 …なるほど確かに
【ラグナロク】 共感したわ
二人の負う使命が共鳴する
バイブスとキラーズの 感情が重なるのがわかる
それは彼女が新たなる力 『黄昏導く最果ての九剣』に 目覚めた瞬間でもあった
【ラグナロク】 凱旋しようか
そう言うとラグナロクは 旗を持ち、進み出る
【ラグナロク】 まだ黄昏には早いようだ
彼女は振り返ると マスターに手を差し伸べる
鼓舞するように
【ラグナロク】 さあ、旗を照らしてくれ マスター
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