320192213 シユウ イースター 腹ぺこ兎の大暴走
【シユウ】
マスター！
わかったぞ！
戦闘を終えると、 シユウは晴れやかな顔で マスターに話しかける
【シユウ】
シユウがとくいなのは、
こうやってからだをうごかすことだ！
【シユウ】
シユウの“てきざいてきしょ”を
みつけたぞ！
マスターが、元気になってよかった、 それじゃ、みんなのところに帰ろうか と、いうとシユウは力強くうなずいた
【シユウ】
こんどは、シユウのとくいなことで
じゅんびをがんばるんだ！
シユウが戻ったことを知ると、 隊の姫たちはシユウの帰還を喜び、 みんな心配していた、と声をかける
【シユウ】
さっきは、あばれて
ごめん…なさい
【シユウ】
こんどは、シユウができることを
がんばるからな！
“てきざいてきしょ”というやつだ！
シユウは体を動かすことが得意だから 料理を運ぶ係はどうかな？ と、マスターが提案する
仲間の姫たちも、それがいいと賛成し シユウは、はりきって準備に向かう
【シユウ】
そうだ！
マスターもいっしょにやろう！
シユウについてこい！
【シユウ】
マスター！
つぎは、どこのてーぶるだ？
次は、4番のテーブルに、 これを運んでくれるかな？ と、マスターはシユウに指示を出す
【シユウ】
わかった！
すぐにもどるから、
つぎのじゅんびもたのむぞ！
マスターとシユウは 息があったコンビネーションで、 着々と準備を進めていく
【シユウ】
へへっ！
マスターとシユウにかかれば、
こんなのあさめしまえだったな！
あっという間に作業が終わって、 仲間の姫たちに早いとほめられると シユウは満面の笑顔になる
【シユウ】
なぁ、マスター！
シユウは、みんなに
ほめられてうれしいぞ！
【シユウ】
マスターのおかげで、
シユウはとくいなことが
わかったんだ！
【シユウ】
シユウはもっと、マスターに
いいところをみせたい！
だから、もっとつよくなる！
【シユウ】
これからも、シユウのことを
しっかりみていてくれよな！
『腹ぺこ兎の大暴走』
それは彼女が、 新たなるスキルに目覚めた 瞬間だった
【シユウ】
さぁ、パーティーのはじまりだ！
マスター、はやくいくぞ！
パーティーが始まると、 シユウはたくさんのごちそうを 頬張り、とても幸せそうだった
【シユウ】
あれ？
もう、エッグハントのじかんか？
よし、いってくるぞ！
【シユウ】
マスター！
シユウの“ゆうし”を
そのめに、やきつけておけ！
シユウのお菓子はとっておくから 安心して楽しんでおいで！ と、マスターはシユウを送り出す
【シユウ】
さすが、マスターだ！
シユウのことをよくわかっているな！
しっかりたのんだぞ！
シユウはそういって笑うと、 エッグハントに向けて 走り出していった
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