350071212 ブリューナク ロマンを求めて
【ブリューナク】 ふっ!
【ブリューナク】 戦闘終了だ、マスター 我らの勝利だな
やや誇らしげに勝利を宣言する ブリューナク
【ブリューナク】 これで我らの勝利という 事実がまた、歴史に刻まれたのだ
【ブリューナク】 さて、先に進むとしよう
しかし、彼女はすぐにいつもの ポーカーフェイスに戻ってしまう
ブリューナクの活躍により 調査は順調に進んでいた… だが、マスターには気がかりがあった
【ブリューナク】 ………… ……ふぅ
【ブリューナク】 …仕方のない人だな、マスターは まだ、このブリューナクのことを 気にしているのだろう
【ブリューナク】 ふっ、マスターに恩を返すという この旅は一筋縄ではいかないようだ
そういうブリューナクの表情は 心なしか、呆れるというよりは 少し生き生きとして見えた
【ブリューナク】 だが、我の旅路はどんな困難が あろうとも途絶えることはない なぜならば…おや、これは?
ブリューナクは話の途中で 何か、紙切れを見つけたようだ
【ブリューナク】 地図…のようだな 状況から察するに 先ほどの兵士が持っていたようだが…
地図とわかった途端 その紙切れに熱い視線を向ける ブリューナク
【ブリューナク】 兵士が持つ地図であれば 軍事的なもののはずだが… これは少々違うようだ
そう言ってブリューナクは マスターたちに地図に記された バツ印を指さす
【ブリューナク】 この印の場所には遺跡が あったはずだが、拠点とするには 地形的に違和感がある
【ブリューナク】 …ふむ、そういえばあの兵士たちも この辺りを巡回している様子では なかったように思える…
【ブリューナク】 以上の状況から察するに これはもしや…
その印の場所に行ってみよう と、迷いのない明るい声で マスターはブリューナクに告げる
【ブリューナク】 ま、マスター!? 良いのか?いや、しかし… これは調査には関係のないことだ
一瞬動揺した素振りを見せたが、 すぐに冷静さを取り戻すブリューナク
そんな彼女に、 じゃあ、行かない? と、少し残念そうにマスターは尋ねた
【ブリューナク】 い、行かないとは言っていない! ただ、ブリューナクの個人的な趣味で マスターを危険にさらすわけには…
【ブリューナク】 くぅ…どうすればいいのだ… うむむ…
ブリューナクが宿すバルバトスは 財宝を探知する力を持つという…
だから、ブリューナクが 気になるものであれば きっと何かがあるはずだ、とマスター
【ブリューナク】 だが、しかし…
選択肢:
- 自分を信じてほしい → select_label_01へ
- ブリューナクを信じてる → select_label_02へ
- 旅には寄り道も大事 → select_label_03へ
だが、しかし…
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【ブリューナク】 マスターには従うが…
select_label_02:
【ブリューナク】 なっ、マスターそれは…
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【ブリューナク】 うむ…そう言われては 退くに退けないな…
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【ブリューナク】 …マスターがそこまで言うのなら 行こうではないか
【ブリューナク】 実は、恥ずかしながら このブリューナクも 胸の高鳴りを抑えきれないんだ
冷静さはそのままだが 少し熱っぽく語るブリューナクに
彼女の新たな一面が垣間見え、 マスターは彼女との距離が 少しだけ近づいたのを感じた
【ブリューナク】 あれは… ふっ…どうやら地図の捜索は あの隊だけの命令ではなかったようだ
【ブリューナク】 信憑性が高まってきたな… さぁ、行くぞマスター
兵士のいる場所へ向かおうとする ブリューナクを、マスターは 危険だと慌てて止める
【ブリューナク】 心配するな、マスター …なに、このブリューナクに 仕留められぬ獲物など存在しない
【ブリューナク】 それに、ブリューナクは言ったはずだ 我が旅路はどんな困難があろうとも 途絶えることはない…
【ブリューナク】 そして、そういった困難が あるからこそ旅というものは 面白いのだ…っ!
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