350271212 神令フライシュッツ 寄り添う心
【フライシュッツ】 お姉さんに命令して いっぱい
フライシュッツは 戦闘の任務を事務的にこなす
命令された仕事に関しては 不平を漏らすこともなく 淡々と片付けていく
【フライシュッツ】 お仕事していれば 気も紛れるかなって
フライシュッツに宿された女神 フリッグは“予知”の力を持つという
彼女はその能力を使い 武具であるビットで敵を掃討する その狙いが外れることはほとんど無い
選択肢:
- 敵の動きがわかるの? → select_label_01へ
- すごく助かってるよ → select_label_02へ
- 明日の運勢は? → select_label_03へ
彼女はその能力を使い 武具であるビットで敵を掃討する その狙いが外れることはほとんど無い
select_label_01:
【フライシュッツ】 耳元の装具がね、教えてくれるの
select_label_02:
【フライシュッツ】 命令だもん、助ける気はないんだから
select_label_03:
【フライシュッツ】 占いじゃないの
select_label_end:
他のコマンドキラーズの居場所 その行く末、それらを予知出来れば また一緒になれるのでは…
そう、マスターは提案するが…
【フライシュッツ】 ふふ。お姉さんを便利に使う気?
笑みを浮かべつつ 目を細めるフライシュッツに そんなつもりは…と弁明するマスター
【フライシュッツ】 …自分の身の回りしか見えないんだ 遠くのこととか、誰かのこととか わかんない…
【フライシュッツ】 だからお役には立てません ざんねんでした
社交的ではあるが、素っ気ない返事
【フライシュッツ】 でもこの前 いずれコマンドキラーズの皆が やってくる未来も見えたの
【フライシュッツ】 それまで待ってる いつになるかはわからないけど
酔ったようにふらつきながら 自らを 慰めるように言うフライシュッツ
マスターはフライシュッツに ボトルいっぱいの水を差し出す
【フライシュッツ】 …? 確かに戦闘で汗は かいちゃったけど…
酔ってしまって辛いなら 水を、と勧めるマスター
怪訝な表情を見せつつ 受け取るフライシュッツ
【フライシュッツ】 …お姉さん 別に酔ってないよ? 前に言ったのも例え話で…
フライシュッツの『信仰』する居場所 それを奪ってしまったマスター
だが 彼女と繋がってしまったバイブスを 断ち切るわけにもいかない
新たな居場所を作る為に 力を尽くす、とマスターは主張する
その上で、例えば酩酊して 辛くなってしまったら、せめて 水だけでも差し入れさせて欲しいと
【フライシュッツ】 …
マスターの突飛な発想に戸惑いながら フライシュッツは水に 口をつけようとする
が、ピタリと動きを止めてしまう そして、 顔を歪ませるフライシュッツ
【フライシュッツ】 ………誰にでも こういうこと してるんでしょ
次の瞬間 バシャリとマスターの顔面に 水がかかる
【フライシュッツ】 信じないよ 他の子と同じようにされたって わたしは、信じない
フライシュッツが手にした水を マスターに叩きつけたのだ
【フライシュッツ】 わたしの居場所は コマンドキラーズの皆の傍しかないの
【フライシュッツ】 代わりなんて無い
【フライシュッツ】 マスターくんだって、いつか敵になる そうよ これまでだってそうだったじゃない
【フライシュッツ】 コマンドキラーズの皆が この隊に来たとしても それらも、どうせ、奪われる…!
自身の肩を強く抱き 拒否感を強めるフライシュッツ
【フライシュッツ】 バイブスの繋がりが 呪いみたいに どうせ、皆を絡めとっていくの…!!
そこには、コマンドキラーズたちと 朗らかにスキンシップをかわしていた かつての彼女の面影はない
息を荒げ 自分がわからないといった面持ちで ボトルを落とすフライシュッツ
【フライシュッツ】 …自分に酔ってるだけじゃない
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