50086203 芭蕉扇_制服ストーリー 『扇羞成怒』
【芭蕉扇】 圧倒的に高貴で美しい私… そばにいて賞賛したくなるのは 仕方のないことだと思うわ
【芭蕉扇】 どんどん周りに集まってきてもらって 構わないのだけれど…
【芭蕉扇】 そういう者たちとは 結局距離が縮まらないのよね…
マスターはウズウズしていた そしてついに言ってしまった
【芭蕉扇】 ……!?
【芭蕉扇】 今、友達いないんだね、って… 友達いないんだねって 言ったわよね!?
頷くマスターは追い打ちをかける だって、友達ほしいんでしょ?と
【芭蕉扇】 ~~~~~~!!!
【芭蕉扇】 は、恥ずかしい… やっぱり言葉に出されると 恥ずかしすぎる!!
【芭蕉扇】 言わないように避けてきたのに… バレないように隠してきたのに…
バレバレである
【芭蕉扇】 い~~~や~~~!!
芭蕉扇は その場に崩れ落ちた
【芭蕉扇】 そうよ…ほしいわよ… 友達、ほしいわよ!!
【芭蕉扇】 でもどうしたらいいの? 人はいくらでも集まってくる でも、あなたみたいな人は現れない!
選択肢:
- はじめは仲良くなかったよ → select_label_01へ
- 僕の第一印象、覚えてる? → select_label_02へ
- いきなり文句言われた気がするけど… → select_label_03へ
でもどうしたらいいの? 人はいくらでも集まってくる でも、あなたみたいな人は現れない!
select_label_01:
【芭蕉扇】 だってあなた生意気だったんだもの!
select_label_02:
【芭蕉扇】 最悪よ、最悪!忘れないわ!
select_label_03:
【芭蕉扇】 私に口答えするからでしょ!?
select_label_end:
【芭蕉扇】 ……!!
【芭蕉扇】 そうだった…そうだったわ 私の言うことを聞かない 生意気な転校生…!
【芭蕉扇】 思ったことをズケズケと言う 口答えばっかりする 初めての存在!
【芭蕉扇】 そんなあなたに 腹が立って腹が立って 他校に飛ばしてやろうかと思って!
【芭蕉扇】 とにかく… どうしようもなく気になって… 私から近づいたんだった…
【芭蕉扇】 そういうことだったのね…
【芭蕉扇】 当たり障りのないことしか言わない 従者の中から、友達が 見つかるはずないのかもしれない…
【芭蕉扇】 『扇羞成怒』 時にぶつかり合ってこそ 相手に深く触れることができるのね
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【芭蕉扇】 …私はこれからもありのまま 自分を曲げずにいくわ!!
【芭蕉扇】 燃え上がる炎のように 強烈に輝く私だからこそ 衝突も多いだろうけれど…
【芭蕉扇】 それもまた一興… 高貴なる余裕で楽しむことにするわ
【芭蕉扇】 …その中で素敵な友に 出会えるかもしれないのだから
芭蕉扇の顔には いつものありあまる自信が 浮かんでいた
心配はいらないと思いながら ゆっくり探せばいいさとだけ マスターは伝えた
【芭蕉扇】 あなた…!
芭蕉扇の表情が ほのかに赤く染まる…
芭蕉扇はいそいそと 何かを取り出す …お弁当だ
【芭蕉扇】 今日のデートのためにぃ… 腕によりをかけて作ったの あなたのために♪
一体何が起こったのか… 芭蕉扇の突然の変貌に マスターは警戒してしまう
【芭蕉扇】 はい、あ~ん♪ た・べ・て♪
これが、滅多に見せない 芭蕉扇のデレモードだと マスターが知るのはもっと後の話…
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